このレースは函館競馬場で行われる芝1200m戦。
過去10年で5番人気以下の馬が5勝、二桁人気馬が6頭馬券に絡んでいるように一筋縄ではいかないレースです。
予想オッズをみても絶対軸もいなく混戦模様。
だからこそ当たればデカい。
難しいレースではありますが非常に楽しみですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が札幌開催を除く2013年以降の過去9年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の成績がかなり良いが、追い込み馬の複勝率も15%もある。
脚質的にはどこからでも入れそうだが、前走脚質を見ると…
① 前走脚質先行・差し
② 前走上り3位以下
前走逃げや追い込みから好走した馬は少ない。
そしてここから好走条件を挙げると…
③ 前走間隔12週以内
④ 前走馬体重460キロ以上
更にここからはクラス別の好走条件となるが…
⑤ 前走3勝クラス出走馬は2番人気以内で1着
⑥ 前走OPクラス出走馬は5番人気以内
⑦ 前走G2クラス出走馬は5番人気以内
⑧ 前走G1出走馬は5歳以下で4角6番手以内 且つ 一桁人気 or 一桁着順
ここまでの条件①~⑧で(6・6・6・12)複勝率60,0%となります。
この条件に該当する馬は
ジュビリーヘッド
ブトンドール
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が札幌開催を除く2013年以降の過去9年の枠順傾向です。
これを見ると11番ゲートまでは好走馬が途切れずにいるが、大外枠からの好走馬も多い。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じですね。
というより9番ゲートより外の方が穴馬の好走数は多いくらい。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が札幌開催を除く2018年以降の過去4年の血統傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
です。
4勝中3勝がミスプロ系で圏内馬の半数もミスプロ系。
とにかくミスプロ系は要注意です。
今回の該当馬は
カイザーメランジェ
キミワクイーン
ジュビリーヘッド
テイエムトッキュウ
マウンテンムスメ
レイハリア
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走G1出走馬で4角6番手以内
③ 前走2着以内 且つ 4番人気以内で4角7番手以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
キミワクイーン
ブトンドール
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑・オレンジ色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走1600m以下のG1出走馬
② 前走牝馬限定戦を除く1400m以下のG2・G3出走馬
③ 前走OPクラスで5番人気以内
④ 前走3勝クラスで2番人気以内で1着
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②or③or④に該当する馬は
ウォーターナビレラ
ジャスパークローネ
ジュビリーヘッド
テイエムトッキュウ
ディヴィナシオン
ムーンプローブ
ヴァトレニ
以上7頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,9%です。
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く10番人気以下(1・0・0・31)複勝率3,1%
・前走馬体重451キロ以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走追い込み馬(0・1・0・29)複勝率3,3%
このデスデータを全て突破した馬は
ウォーターナビレラ
カルネアサーダ
ジャスパークローネ
ジュビリーヘッド
テイエムトッキュウ
マウンテンムスメ
ムーンプローブ
以上7頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
ここを☟クリック
(B) ?????
このレースの好走傾向として距離短縮馬が挙げられる。
更に言うと年齢は若く、前走レースも格が高い程良い。
まとめると…
① 前走G1出走馬
② 3~4歳
③ 前走から距離短縮
この条件を5番人気以下馬に当て嵌めても複勝率40%。
穴馬の複勝率としては群を抜いた好走率です。
そして予想オッズ5番人気以下馬でこの条件に合致する馬は今回2頭いる。
2択で選ぶなら斤量の恩恵があり、今回はかなり流れそうなメンバー構成で展開が向きそうなこの馬を推したい。
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