このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
毎年少頭数のレースですが、過去10年で3連複万馬券は4回で割と荒れるレースです。
上位人気馬にも絶対という馬もいないので、下位人気馬の好走も期待できるのではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬の複勝率がかなり悪い。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走新馬組は前走4角5番手以内
② 前走1勝クラスは前走上り1位
③ OP～G2出走馬は前走脚質差し・追い込み
④ 前走G1出走馬は前走上り3位以内
前走脚質で見ると追い込みはそこまで悪くない。
ただクラス別で見ると全ての好走馬を網羅している訳ではないがある程度絞り込める。
これで(9・8・9・41)複勝率38,8％になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑤ 中央所属馬で中央開催出走馬
⑥ キャリア4戦以内
⑦ 前走5番人気以内
⑧ キャリア3戦以以上の前走1勝クラス出走馬は前走1番人気
⑨ キャリア4戦以上の前走OP～G2出走馬は前走4着以内
⑩ 前走前走OP～G2出走馬で前走から斤量2キロ増以上馬は除く
⑪ 前走G1出走馬は前走2番人気以内
この条件で(9・8・8・10)複勝率71,4％になります。
この条件に該当する馬は
ネブラディスク
以上1頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると10番ゲート以内までが良さそう。
ただ登録馬は11頭なのであまり気にしなくても良いかも。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると中枠に好走馬が多く、好走馬は9番ゲート以内まで。
ただ全体傾向と共通しているのは大外枠付近は劣勢であるということ。
上記のデータを考慮して
1～9番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・トニービン内包種牡馬
又は
母父に
・ダンチヒ系
です。
ノーザンダンサー系とトニービン内包種牡馬は好走率・好走数も多いです。
また昨年は母父にノーザンダンサー系の中のダンチヒ系が2頭好走。
過去5年では(1・0・1・2)複勝50％となっています。
今回の該当馬は
ネブラディスク
マスカレードボール
ワンモアスマイル
以上3頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600ｍ以上
② 前走上り4位以内
③ 前走1勝クラス以下出走馬は前走2番人気以内
④ 前走G2・G3出走馬は前走2～4着
⑤ 前走G1出走馬は前走2番人気以内で5着以内
これで(8・6・6・5)複勝率80,0％になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ネブラディスク
リトルジャイアンツ
レッドキングリー
以上3頭です。
前走G2・G3で1着だった馬の成績は(0・0・1・4)で何故か成績が良くありません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝の新馬・1勝クラス・重賞出走馬
② 前走馬体重460キロ以上
③ 前走脚質逃げ・先行・差し
④ 前走敗戦馬の着差1,2秒以内
⑤ 前走から斤量2キロ増以上馬は除く
⑥ 前走新馬・1勝クラス出走馬は前走2着以内 且つ 4角4番手以内
⑦ 前走重賞出走馬は前走5番人気以内 且つ 4角10番手以内
これで(1・4・3・5)複勝率61,5％になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
カラマティアノス
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,6%です。
・前走3着以下でキャリア5戦以上(0・0・0・16)複勝率0%
・前走間隔13週以上(0・0・0・7)複勝率0%
・前走OPクラス以下で前走3着以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走OPクラス以下で前走敗戦馬の着差0,4秒以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走馬体重465キロ以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・14)複勝率0%
・前走未勝利戦出走馬(0・0・0・10)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ティラトーレ
以上1頭です。
厳密に言えば前走OPクラス出走馬の成績は(0・0・0・3)ですが、サンプル数も少なく前走全て4着以下だった馬。
この馬は消えた3頭とは違う気がします。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ？？？？？
過去10年で5番人気以下から好走した関東馬は(2・1・1・38)、関西馬は(0・3・2・15)で複勝率では圧倒的に関西馬優勢。
しかも2021年以降現在4年連続で関西馬が穴をあけている。
相手なりに走る馬でキャリア豊富だが未だ圏外無し。
その中には阪神ジュベナイルフィリーズ2着馬相手の2着も含む。
今回も相手なりに走ってくれないかな。
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