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共同通信杯2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。

昨年は年度代表馬エフフォーリアが勝利。

過去10年でこのレースで1着になった馬10頭中7頭が後にクラシックやその他G1で勝利を収めているほど素質馬が集まるレースです。

今年の想定上位人気馬を見ると血統的にはクラシックで活躍しそうなロードカナロア産駒のダノンスコーピオン、ハーツクライ産駒のダノンベルーガ辺りが個人的には注目です。

ただダノンスコーピオンに勝たれてしまうと馬券的には面白くないんですよね。

堅実に少点数で仕留めるか、それとも狙っていくか週末まで迷いそうです。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると圧倒的に先行馬有利で、逆に追い込み馬は苦戦傾向にあります。

そこで前に行ける馬が有利という前提で考えてみました。

過去10年で前走競争中止となったディーマジェスティを除く29頭中17頭の前走4角位置は5番手以内。

そして前走4角6番手以下の馬は12頭。

この前走4角6番手以下から圏内に入った12頭ですが、この12頭にはある共通点があって

 

① 前走3着以内か重賞で5番人気以内

 

最低ラインとしてこの条件はクリアしておきたいところ。

今回の登録馬で前走4角6番手以下、さらに①の条件にも該当しなかった馬は割引いて考えたい。

この条件に該当してしまったマイナス評価馬は…

 

アケルナルスター
アバンチュリエ
サンストックトン

 

以上3頭です。

特にアケルナルスターとアバンチュリエは想定5・6番人気で穴馬としは狙い所ですが、脚質傾向的には危ない穴人気馬という判断となります。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝ち馬は全て8番ゲート以内。

複勝率で見ると11番ゲート以内までが好走範囲となっています。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると9番ゲート以降からは好走馬が出ていません。

 

上記のデータを考慮して

 

1~9番ゲート有利

 

と判断します。

ただ現時点で登録馬15頭中5頭の想定騎手欄が未定となっています。

10頭立てくらいになってしまった場合、この傾向はそれほど重視することもないでしょう。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ディーインパクト
・ハーツクライ

又は

父or父母父or母父or母母父に

・サドラーズウェルズ系

です。

この3つ系統だけで全体の3分の2を占めています。

 

今回の該当馬は

 

アバンチュリエ
ダノンスコーピオン
ダノンベルーガ
フジマサフリーダム

 

以上4頭です。

過去5年で5番人気以下の穴馬は計4頭いますが、その内2頭が父or父母父or母父or母母父にサドラーズウェルズ系の血を持っていました。

このレースとは相性が良いのかもしれません。

今回サドラーズウェルズ系はアバンチュリエとダノンスコーピオン。

特にダノンスコーピオンは今回かなりの人気が予想されるが、実績・血統面を考慮すると外せない1頭となりそうです。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走3着以内 且つ 4番人気以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

アサヒ
ダノンスコーピオン
ダノンベルーガ

 

以上3頭です。

上位人気馬でジオグリフしか消せる馬がいませんでしたが、過去10年で見ても上位人気馬の必須条件は最低でも前走4着以内で例外は無い。

前走5着に敗れたジオグリフはデータ的には買いづらい1頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走G1出走馬を除く距離芝1800~2000m
② 前走1勝クラス以下は2着以内、重賞組は6番人気以内
③ 前走G1出走馬を除く4角4番手以内 

 

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

アケルナルスター
ジュンブロッサム
メイショウラナキラ
レッドモンレーヴ

 

以上4頭です。

昨年は過去10年で穴馬としては一度も例がなかった前走新馬組のヴィクティファルスが好走しました。

よって今回は1勝クラス以上という条件は付けませんでしたが、厳密に消去するなら前走未勝利組からの好走馬は過去10年で1頭もいません。

更に絞るなら前走未勝利組のジュンブロッサムとレッドモンレーヴは消せます。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,3%です。

 

・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走未勝利組(0・0・0・9)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く距離1600m以下(0・0・0・13)複勝率0%
・前走馬体重479キロ以下(1・0・1・39)複勝率4,9%

 

今回このデスデータを全て突破した馬は残念ながらいませんでした。

よって減点項目が1つしかなかった馬を挙げておきます。

 

エイシンシュトルム
サンストックトン
セイウンプラチナ
フジマサフリーダム
メイショウラナキラ
レッドモンレーヴ

 

以上6頭です。

最後の項目「前走馬体重」では圏内馬が2頭いるのでデスデータとは言いきれないが、複勝率で見ると好走率が低いので項目に付け加えました。

ちなみに前走馬体重480キロ以上になると複勝率は15,4%にまで跳ね上がります。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

血統背景から言ったらこんな下位人気とは思えない。

兄弟には成長力は無いが3歳の前半で重賞で好走した馬が2頭もいる。

まさに今の時期がこの馬の走り頃。

またデスデータの項目でも少し触れたが、馬体重も好走要因としての重要なファクターである。

今回下位人気馬の中で馬格のある馬は少なく、この馬は数少ない馬格のある馬の1頭。

鞍上は今回初騎乗ではあるが信頼できる騎手なので問題なし。

枠順関係なくとにかく1頭上げるなら今のところこの馬しか思い浮かばない。

 


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