このレースは京都競馬場で行われる芝1200m戦。
予想オッズでは2頭が抜けているが、過去には二桁人気馬の好走がかなり目立ちます。
買い目に余裕が荒あれば二桁人気馬も積極的に狙っても良いレースだと思います。
ちなみに二桁人気馬の好走8頭中7頭が10~12番人気です。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では断トツ逃げ馬が抜けていますが、それ以外では大差ない。
そこで今年のメンバーを見るとスプリント戦とは思えないくらい前に行く馬が少ない。
近走の走りを見るとカルチャーデイ・クラスペディア・テイエムスパーダ・ナムラクララ・ペアポルックス・レイピアの6頭が逃げ・先行馬候補。
テイエムスパーダ騎乗の斎藤 新騎手が無理に行かなければおそらく先手はカルチャーデイくらいだろう。
後方勢ノーマークとは言わないが、前は要注意ですかね。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以上の京都開催過去7年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬7勝中6勝が6番ゲート以内。
外枠も来なくはないが内枠が良さそう。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると完全に内枠有利。
9番ゲート以降からの好走馬は1頭だけです。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
ただ今の京都の馬場は結構荒れているのでそこがどうか…
「 血統傾向データ 」
京都開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ビッグアーサー
です。
ただ今年はクラスペディアしか該当馬がいないので、近2年の傾向で探してみると…
・サドラーズウェルズ内包馬
2023年のルガルとエイシンスポッターの母父はサドラーズウェルズ系。
トウシンマカオとビッグシーザーの父ビッグアーサーも五代血統内にサドラーズウェルズの血が入っていて、近2年ではサドラーズウェルズ内包馬が6頭中4頭該当します。
今回の該当馬は
クラスペディア
ジャスパークローネ
モズメイメイ
ルガル
レイピア
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・橙色部分は強調部分として色分けしています。
① 今走明け(10週以上)5戦目以内
② 5歳以上馬は前走9番人気以内
③ 5歳以上の前走重賞出走馬は前走4角5番手以内
④ 前走OPクラス以上の牝馬は除く
⑤ 前走3勝クラス出走馬は前走上がり3位以内
⑥ 前走OPクラス以下出走馬は4歳以下で前走1着
⑦ 前走G2・G3出走馬は前走10着以内
これで(8・7・1・2)複勝率88,9%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ペアポルックス
レイピア
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑・灰・橙色部分は強調部分として色分けしています。
① 4~7歳、但し牝馬は5歳以下
② 前走間隔3週~半年未満
③ 前走から斤量±2キロ以上馬は除く
④ 前走馬体重450キロ以上
⑤ 前走4角2~15番手
⑥ 前走距離1400m以下
⑦ 前走3勝クラス出走馬で前走ローカル開催出走馬は除く
⑧ 前走OPクラス出走馬は前走3着以内 or 1番人気
⑨ 前走G3出走馬は前走6番人気以内で6着以内
⑩ 前走G2出走馬は前走4着以内 or 4番人気以内
⑪ 前走G1出走馬は前走上がり2位以内 or 4角10番手以内
これで(2・3・9・11)複勝率56,0%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
メイショウソラフネ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,8%です。
・4~7歳以外(0・0・0・14)複勝率0%
・前走から斤量±2キロ以上(0・0・0・21)複勝率0%
・前走4角2~15番手以外(0・0・0・13)複勝率0%
・前走OPクラス出走馬で前走3着以内 or 1番人気以外(0・0・0・33)複勝率0%
・前走G3出走馬で前走6番人気以内で6着以内以外(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G2出走馬で前走4着以内 or 4番人気以内以外(0・0・0・24)複勝率0%
サンプル数10頭以上が該当するデータをピックアップしました。
このデスデータを全て突破した馬は
エイシンフェンサー
テイエムスパーダ
メイショウソラフネ
ヤマニンアルリフラ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(C) ?????
とにかく二桁人気の好走が多いレース。
そこで過去10年の10番人気以下限定データ(1・2・5・71)から好走した馬の共通点を調べてみた。
但し厳密に絞り込むと対象馬がいなくなってしまうので、ザックリと消せそうな条件だけで絞り込む。
① 5~7歳
② 斤量56~58キロ(新斤量制度に換算)
③ 前走4角3~15番手
④ 前走敗戦馬の着差2秒以上馬は除く
⑤ 前走G3以下出走馬で前走二桁人気馬は除く
⑥ 前走G2以下出走馬は前走11着以内
ここまでで(1・2・5・13)複勝率38,1%である。
まだ絞り込めるが現時点で予想オッズ10番人気以下で該当する馬はこの馬だけとなった。
鞍上が無茶苦茶不安だがこの騎手が乗った時には何故か(1・1・4・0)で好相性。



コメントを残す