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京都大賞典2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝2400m戦。

昨年に続き阪神開催となっています。

今年の登録馬を見ると個人的な見解では上位人気確実であろう馬はボッケリーニとマイネルファンロンくらいで、あとはかなり混戦模様な気がします。

それだけにどの馬にもチャンスがありそうでレース的には面白い。

ただ難しいレースでもありますね。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

過去データが昨年しかないので、同コース1勝クラス以上開幕1~3日目の過去10年の脚質傾向を調べました。

 

 

これを見ると勝率・複勝率ともに逃げ・先行馬が優勢だが、複勝率では追い込み馬が16,5%もあるように後方勢も侮れない。

開幕週だからといって追い込み馬は要らないと決めつけるのは危険かも。

ちなみに昨年の阪神開催の京都大賞典は1着マカヒキ4角7番手・2着アリストテレス4角4番手・3着キセキ4角3番手でした。

ただ今回のメンバーを見てみると逃げ馬候補はキングオブドラゴンとディアスティマ。

他にもアフリカンゴールドやウインマイティーやユニコーンライオンも逃げ・番手が理想。

ペースは流れそうで開幕週だからと言ってあまり逃げ・先行馬を重視しない方が良いかもしれません。

今回は脚質推奨馬は挙げませんが、差し馬に注意した方が良いのではないかと思っています。

 


枠順傾向データ 」

以下が同コース1勝クラス以上開幕1~3日目の過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝馬・複勝率ともに11番ゲート以内が安定しています。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ても全体傾向は似ていて、やはり外枠は割引が必要かもしれません。

上記のデータを考慮して

 

12番ゲート以降不利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

血統データは2017年以降の過去5年とします。

対象は同コース1勝クラス以上でサンプル数10レース以上の種牡馬。

そして勝率10%前後以上、複勝率35%前後以上をキープしている上位8種牡馬を挙げてみました。

以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・キズナ
・ディープインパクト
・ワークフォース
・キングカメハメハ
・オルフェーヴル
・ブラックタイド
・ハーツクライ
・ルーラーシップ

です。

今回の該当馬は

 

アイアンバローズ
キングオブドラゴン
ディアスティマ
ディアマンミノル
ディバインフォース
ボッケリーニ

 

以上6頭です。

ディープ産駒は分母が多くても複勝率がかなり高い。

今回唯一のディープ産駒のディアスティマ。

長期休養明けが問題だが、まだ伸び代がありそうなだけに気になる馬ですね。

まあ展開が向くかどうかは別の話しだが…

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 7歳以下
② 前走距離2000m以上
③ 前走G1で6番人気以内
④ 前走牡馬混合G2クラス以下で3着以内

 

今回は上位人気が混戦なので5番人気想定のウインマイティーまでを上位人気馬として扱います

想定5番人気以内馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は

 

ボッケリーニ

 

以上1頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走距離2000m以上
② 前走G1出走馬
③ 5歳以下で前走3着以内 or 上り3位以内

 

想定6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

アフリカンゴールド
ディアスティマ
ヴェラアズール

 

以上3頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,0%です。

 

・関東馬(0・0・0・12)複勝率0%
・斤量55キロ以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走宝塚記念出走馬を除く10着以下(0・0・0・24)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差2,7秒以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走馬体重455キロ以下(0・0・0・9)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・5)複勝率0%
・前走距離2000~3200m以外(0・0・0・15)複勝率0%

 

今回は想定オッズ6番人気以下を対象として、このデスデータを全て突破した馬は

 

ディバインフォース
ヒンドゥタイムズ
レッドガラン
ヴェラアズール

 

以上4頭です。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(B)☟


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(B) ?????

距離的にはこの馬には短い気もする。

ただ下級条件でのものだが阪神芝2400は(1・2・0・0)で複勝率100%。

今回はメンバー的にもペースが流れそうで、そうなるとこの馬の決め手が活きる可能性も十分ある。

想定オッズでは全く人気はないがアイアンバローズに先着したこともある馬。

大穴として狙ってみる価値はありそう。

 


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