このレースは東京競馬場で行われる芝1400m戦。
近4年は1番人気が3勝と比較的堅めの決着が多い。
近4年の1着馬を見るとメイケイエール・ラウダシオン・ダノンスマッシュ・タワーオブロンドンという顔ぶれ。
ただ今年の1番人気想定は海外遠征帰りで1400m未経験のダノンスコーピオン。
近年の1着馬と比べるとやや信頼度は落ちるかなという気もします。
今年は多少波乱があってもおかしくないかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると後方勢で7勝。
そして追い込み馬が8頭も圏内に入っているのは特筆すべき内容。
そうなると後方勢有利と言えるレース…だと言いたいのですが、上り6位以下の馬が13頭も圏内に入っている。
脚質的にはフラットな気もします。
そこで前走の脚質傾向から調べてみたのですが正直脚質や4角位置からでは共通点は見抜けませんでした(-_-;)
ですが一応好走条件は見つけました。
もはや脚質傾向とは違う観点ですが条件としては…
① 前走高松宮記念・ダービー卿チャレンジトロフィー・東京新聞杯・京都牝馬ステークス・マイラーズカップ出走馬
圏内馬30頭中27頭が該当するステップレースです。
そしてここから脚質で精査していくと…
② 前走上り8位以内で3着以内
この条件①②で(3・6・4・5)複勝率72,2%になります。
この条件に該当する馬は
ゾンニッヒ
トゥラヴェスーラ
以上2頭です。
ただ今回のメンバーを見ると先行勢が手薄。
後方一辺倒のトゥラヴェスーラよりはゾンニッヒの方が確率は高いか?
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見るとまず思ったことはBコース替わり初週ではあるが、特に内枠が有利ということもない。
勝ち馬の多くは9~15番ゲートに多く集まっており、むしろ中枠~外枠付近の方が良いかもしれない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると極端な内外からは好走馬は少なく、安定しているのは4~13番ゲート。
上記のデータを考慮して
4~13番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
又は
母父に
・ミスプロ系
又は
母父or母母父に
・ダンチヒ系
です。
今回の該当馬は
タイムトゥヘヴン
ダノンスコーピオン
ミッキーブリランテ
モントライゼ
ラウダシオン
レッドモンレーヴ
ロードマックス
以上7頭です。
このレースはロードカナロア祭りで、ダノンスコーピオンとレッドモンレーヴが該当。
人気馬でもあるので買い目には入れておいた方が良いかな。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走高松宮記念で5番人気以内 or 10着以内
② 前走1400~1600m重賞で3着以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウインマーベル
ゾンニッヒ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1400~1600m重賞で3着以内 or 4角2番手以内
② 前走高松宮記念で4角12番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ダディーズビビッド
トゥラヴェスーラ
ベレヌス
ミッキーブリランテ
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,5%です。
・前走間隔13週以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走5番人気以内(0・0・1・33)複勝率0%
・前走から斤量増(0・1・0・17)複勝率5,6%
・前走馬体重469キロ以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・1・29)複勝率3,3%
・前走OPクラス以下(0・0・1・35)複勝率2,8%
このデスデータを全て突破した馬は
タイムトゥヘヴン
ダディーズビビッド
トゥラヴェスーラ
ミッキーブリランテ
ベレヌス
以上5頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(B) ?????
前走は展開が嵌ったが、今回は先行勢が少なくこの馬の展開になるかは正直微妙。
ただそれでもこの馬の安定した走りには一目置きたい。
G1でもG2でもG3でも勝ち切れないが、近8走の1着馬との着差が0,2・0,2・0,2・0,3・0,1・0,1・0,0・0,2という抜群の安定感。
高齢馬ではあるが、距離1400も得意としておりまだまだ十分やれると思います。
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