このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
過去10年で5番人気以下馬が4勝挙げているレースで伏兵の1発にも警戒です。
昨年はソールオリエンスが勝利しましたが、今年もスンナリ人気馬で決まるでしょうか?
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると上り3位以内で9勝挙げている。
決め手がモノを言いますね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ・先行・差しで上り2位以内
この条件で複勝率が36,4%あります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走3番人気以内
③ キャリア4戦以内
④ 前走未勝利クラス以外
この条件で(6・2・2・6)複勝率62,5%になります。
この条件に該当する馬は
グローリーアテイン
ジュンゴールド
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち数・複勝率共に安定しているのは8番ゲート以内。
ただ外枠もソコソコ好走馬はいる。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると13番ゲート以降からは好走馬は1頭だけ。
やはり外になればなるほど不利になっていく感じがしますね。
上記のデータを考慮して
13番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロベルト系
・欧州型種牡馬
又は
母父に
・ディープインパクト
です。
上記の傾向はサンプル数は少ないですが、複勝率は全て50%以上です。
今回の該当馬は
ジュンゴールド
ダノンデサイル
以上2頭です。
トニービン内包馬も多く好走していますが、今年の登録馬にはトニービン持ちが多すぎて差別化ができなかったので傾向からは外しました。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1800~2000m
② 前走新馬・未勝利組は1番人気で1着 且つ 上り3位以内
③ 前走葉牡丹賞で2着以内
④ 前走重賞出走馬は3番人気以内 or 3着以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は
バードウォッチャー
以上1頭です。
アーバンシックやジュンゴールドが要らないとは言えないが、あくまでデータから判断すると前走1勝クラスから好走した馬の殆どは葉牡丹賞経由の馬です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上出走馬で7着以内
② 前走距離1800~2000mの新馬・未勝利・1勝クラスで3着以内 且つ 上り4位以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エコロマーズ
グローリーアテイン
ダノンデサイル
ドゥレイクパセージ
マイネルフランツ
ロードヴェスパー
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,1%です。
・キャリア5戦以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走1勝クラス以下で4着以下(0・0・0・14)複勝率4,5%
・前走8番人気以下(0・0・0・22)複勝率0%
・前走脚質逃げ・追い込み(0・0・0・29)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アスクナイスショー
エコロマーズ
グローリーアテイン
ダノンデサイル
マイネルフランツ
レイデラルース
ロードヴェスパー
以上7頭です。
4項目しかなかったので突破馬が多くなってしまいました。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(C) ?????
脚質・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
鞍上も前走に続きリーディング上位騎手を確保。
前走はタイム差無しの勝利だったが、3着以下はコンマ6秒千切っている。
まだ底が見えてない魅力に賭けてみます。
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