今回は中山記念2021の穴馬過去データ消去法と枠順傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは枠順傾向から見ていきます。
中山競馬場改修工事後の過去6年の枠順傾向は以下の通りです。
これを見ると過去6年で12頭立て以上のレースは一度もなし。
今年は15頭立てということを考えるとこのデータが使えるかどうかは微妙です。
ただそれでもはっきりしているのは勝ち馬が5番ゲート以内で5勝していて、ここから判断すると内枠有利か。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると枠順はフラットで有利不利は無さそう。
ただ問題は今年は15頭立てということ。
一応2015年以降の開幕1~2日目の同コース、500万クラス以上の15~16頭立ての成績を調べてみました。
勝ち数は内でも外でも変わらないが、複勝率では内寄りの方が有利なようです。
中山記念自体も5番ゲート内に勝ち馬が多いことからも内有利と判断して良いかもしれません。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 7歳以下
② 前走重賞組
③ 前走距離1600~2000m
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で6回。
そしてその6回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は5回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ケイデンスコール
トーセンスーリヤ
以上2頭です。
個人的にはトーセンスーリヤは実績的に4番人気になってもおかしくない馬だと思っていますし、ここまで離された人気になるかどうか?
なのでこのデータからは外れる可能性があります。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
前回の記事では穴馬候補ビターエンダーを挙げましたが、残念ながら骨折のため回避となりました。
今回はもう1頭穴馬候補を発表します。
一応トーセンスーリヤとウインイクシードは人気的に微妙なところなので、この2頭以外の馬から挙げます。
それはこの馬(B)☟
脚質傾向の記事で書いたが狙いたいのはとにかく先行勢。
小回りコースの同距離重賞でバビットの2着という実績を持つ。
近走はOPクラスではあるがソコソコ安定した走りを見せている。
内枠配置でスンナリ先行策が取れれば粘り込みも期待できるかもしれません。
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