確定した枠順と現時点のオッズは以下のようになっています。
今回は3連単で勝負で、まず1着馬から決めていきたいと思います。
まずその前にこのレースは2016年に阪神牝馬ステークスが距離1400から1600に変更されて以降、明らかに好走傾向が変わりました。
よって今回は2016年以降のデータを参考にしました。
それでは見ていきます。
「過去6年の1着馬全馬共通事項」
① 前走距離1600m以上の芝重賞
② 前走一桁着順
③ 前走5番人気以内
④ 前走馬体重496キロ以下
⑤ 前走間隔半年未満
⑥ 前走4角12番手以内
⑦ 当日13番ゲート以内
全馬共通事項はこんなところでしょう。
ここまでで残った馬はマジックキャッスル・アブレイズ・ミスニューヨーク・レイパパレの4頭。
もう少し対象馬を絞っていきたいと思います。
そこで上記の表には載っていませんが、過去6年の1着馬に共通する項目を調べて見ると6頭全てに…
⑧ 過去にG1で5着以内の経験あり
この条件を付け加えると残った馬がマジックキャッスル・ミスニューヨーク・レイパパレの3頭までに絞れました。
ただマジックキャッスルとミスニューヨークは現在二桁人気馬。
さすがにこの2頭の1着固定は狙いすぎか。
一応過去10年で見ても二桁人気から1着になった馬は前年覇者で逃げ切り勝ちのヴィルシーナだけ。
よって今回はレイパパレの1着固定1頭軸です……と言いたいところですが、
ただ…
2016年以降の勝馬6勝中5勝が差し馬、さらに言えば今の東京競馬場は先週、そして土曜日の競馬を含めても差し馬がバンバン来ている。
その点を考慮するとレイパパレは1着向きではなく軸向きの馬ではないだろうか。
前回の記事で書いた上位人気馬消去法でも残った馬はこの馬だけ。
よって今回は1着固定は止めて、レイパパレは2・3着軸馬とします。
そうなると改めて1着固定馬を決めなければならない。
その判断材料として先ほど上記で挙げた条件からもう一度考えてみたい。
対象馬は二桁人気馬を除く上記の条件①~⑧で減点項目が1つだけだった馬から選びたい。
ソダシ ×項目(前走距離1600m以上の芝重賞)
デアリングタクト ×項目(前走間隔半年未満)
ソングライン ×項目(前走距離1600m以上の芝重賞)
ファインルージュ ×項目(前走馬体重496キロ以下)
アンドヴァラナウト ×項目(当日13番ゲート以内)
以上5頭が減点項目が一つだけだった馬たが、重視したい要素は以下の3点。
(1) 逃げ・先行馬以外
これは先ほども言った今の東京競馬場の馬場傾向と、過去6年のヴィクトリアマイルの傾向から。
該当馬は当然ソダシで消しです。
(2) 当日13番ゲート以内
(3) 前走間隔半年未満
(2)(3)は先程ほど挙げた①~⑧の条件の⑤と⑦の内容。
この2項目を重視したのは物理的に不利になる材料であるから。
(2)に該当するのはアンドヴァラナウトで消し。
(3)に該当するのはデアリングタクトで消し。
1年以上の休み明けでG1を勝利した馬は約30年前のトウカイテイオーくらいしかいない。
いくら外厩制度が発達しているとは言え、1着というのは常識的に考えられない。
来てしまったら「やはり3冠馬」ということで脱帽です。
残ったのはソングラインとファインルージュです。
非外枠でG1実績もあり決め手のある差し馬。
配当的にもレイパパレより妙味があります。
よって今回はソングラインとファインルージュを1着固定馬とします。
ただあくまで軸馬はレイパパレです。
買い目は以下の通りです。
基本的に金額は毎回1レース3600~4000円としています。
(3連単)
(1着)
〇2枠2番ソングライン
〇6枠11番ファインルージュ
(2・3着)
◉7枠13番レイパパレ
(2・3着)
★7枠15番アンドヴァラナウト
★8枠18番テルツェット
★4枠8番クリノプレミアム
★穴馬(C)(D)
〇→◉⇔★各200円×20点=4000円
(計4000円)
今回は上位人気馬を絞ったので、穴馬は手広く流すことにした。
まずは週中穴馬候補だったアンドヴァラナウトとテルツェット。
枠を見た時には両馬とも消そうと思ったが、今回は手広く流すということでそのまま押さえることにした。
そしてこの人気でこの枠順で今の充実ぶりなら大穴で面白いクリノプレミアム。
自分はデータ中心なので、正直データからは消し候補なのですがこの馬だけは純粋に自分の勘だけで狙ってみることにした。
最後に今回選んだ推奨穴馬(C)(D)とはこの馬☟
アンドヴァラナウトとテルツェットが順当に中枠くらいまでに収まってくれれば穴馬を追加する気も無かったが、そうもいかなくなったのでこの2頭を追加することにした。
(C) ?????
前走の競馬を見た時は交通事故的なものだと思って気にしていなかったが、1200をずーっと使ってきた馬が1600で突然変異したかのような競馬。
そう考えると1600mではまだ底を見せていないという魅力がある。
枠順も良いところを引いたので前走のようなIN突きに期待。
(D) マジックキャッスル
今回は鞍上も乗り慣れた主戦騎手に戻り、枠順も昨年の好走した時と同じ内枠。
ピークは過ぎたかなという感じは正直否めないが、このレースはリピーターレースである。
今年その資格があるのはこの馬だけ。
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