このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
注目は牝馬限定戦のG2なら不動の本命候補と言って差し支えないレガレイラ。
唯一の死角は追い込み脚質ということくらいでしょう。
そこを突いて2着以下の馬券も狙っていくか、それとも極力買い目を削って1着付けで勝負か。
迷いますね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2020~2022年の中京開催過去3年の脚質傾向です。
これを見ると追い込みからの好走馬無し。
あまり後方から競馬をすような馬は避けた方が良いでしょう。
レガレイラなんかまさにそのタイプだが…
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角2~13番手
② 前走上り7位以内
前走極端に前、極端に後ろだった馬は好走していない。
また前走上りでは7位以内が望ましい。
2022年の1着馬アートハウス(前走上り12位)以外の好走馬8頭は前走上り7位以内である。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走G1出走馬 or 1勝クラス出走馬
そして前走1勝クラス出走馬に関しては…
④ 前走馬体重460キロ以下
⑤ 前走上り2位以内
⑥ 前走2番人気以内
⑦ 前走から斤量2キロ増以内
この条件で(2・2・3・7)複勝率50,0%になります。
この条件に該当する馬は
クイーンズウォーク
サンセットビュー
ハワイアンティアレ
レガレイラ
以上4頭です。
前走下級条件から好走した馬は馬格が大きくない馬が殆どです。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると6~14番ゲートの中枠付近に好走馬が密集しています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見てもやはり同じで中枠付近が良いですね。
ただ今年は過去3年のデータとは違うところがあってBコース替わりであるということ。
内枠の好走馬が増えてもおかしくない。
上記のデータを考慮して
15番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が2020~2022年の中京開催過去3年の血統傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父に
・ディープインパクト系
です。
ディープインパクトの名前が目立ちますが、キズナとエイシンヒカリもディープインパクト系です。
そうなるとアートハウス以外の8頭は全て父or母父がディープインパクト系ということになります。
今回の該当馬は
オーロラエックス
クイーンズウォーク
タガノエルピーダ
パレハ
ラヴァンダ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走オークスで2番人気以内 or 5着以内 且つ 前走4角3番手以下
② 前走1番人気で2着以内 且つ 前走上り3位以内で4角3番手以下
フレミングフープとオーロラエックスが5・6番人気を争っていますが、2戦無敗のオーロラエックスを5番人気として扱います。
なんだかんだで無敗の馬は売れるでしょう。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
カニキュル
クイーンズウォーク
レガレイラ
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600m以上
② 前走G2クラス以上出走馬で前走初角4番手以内
③ 前走1勝クラス以上出走馬で前走4番人気以内で4着以内 且つ 上り2位以内 or 4角2番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
サンセットビュー
セキトバイースト
チェレスタ
ハワイアンティアレ
フレミングフープ
以上5頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は12,6%です。
・関東馬(0・0・0・10)複勝率0%
・キャリア11戦以上(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G3クラス以下で7着以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G3クラス以下で5番人気以下(0・0・0・24)複勝率0%
・前走から斤量減、3キロ以上増(0・1・0・34)複勝率2,9%
・前走馬体重485キロ以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走3勝クラス~G3(0・0・0・10)複勝率0%
・前走1400m以下(0・0・0・6)複勝率0%
今回は殆どの馬が全項目を突破してしまったので、全て突破できなかった馬を挙げておきます。
非該当馬は
チェレスタ
ラビットアイ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
3走前は着順こそ悪かったものの能力の片鱗はあった。
2走前はその能力が本物であることを示して、今回上位人気が予想される馬にも先着して2着。
その時負かした4着馬は先週の紫苑ステークスを制覇。
前走は大敗したが、距離の壁があったので参考外でいいだろう。
今回はメンバーレベルも落ち、距離実績もある。
予想オッズではかなり舐められているが、買い要素は十分にある。
多分こんな人気で買えないだろうな…
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