このレースは福島競馬場で行われる芝1800m戦。
昨年こそ堅い決着でしたが、3歳唯一のハンデ重賞ということもあり例年は荒れ模様。
頭数が少なくても荒れるレースで、メンバー的にも混戦模様。
今年もそれなりに荒れるんじゃないですかね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると前に行けば行くほど複勝率が上がっています。
勝ち数だと差し馬も健闘していますが、基本的には逃げ・先行が有利。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ
この条件で複勝率39,3%になります。
ここから好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走間隔5週以上
③ 前走7番人気以内
この条件で(3・3・3・5)複勝率64,3%になります。
この条件に該当する馬は
ミナデオロ
ヤマニンアドホック
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると14番ゲートの好走率が高いですが、基本的には7番ゲート以内の内枠が良い。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠軽視という訳にはいかないですが、やはり7番ゲート以内が良さそう。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or父母父or母父or母母父に
・ロベルト系
又は
母父or母母父に
・ダンシングブレーヴ系
です。
ロベルト持ちかダンシングブレーヴ持ちで圏内馬15頭中11頭が該当します。
ただ今回のメンバーにはダンシングブレーヴ持ちはいませんでした。
今回の該当馬は
アレグロブリランテ
ウインマクシマム
ジュンゴールド
ミナデオロ
ログラール
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 斤量55キロ以上(新斤量制度に換算)
② 前走1勝クラスで2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
③ 前走OPクラスで5番人気以内 且つ 上り2位以内
④ 前走距離2000m以上の重賞で4角5番手以下
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は
サトノシュトラーセ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600m以上
② 斤量54~55キロ(新斤量制度に換算)
③ 前走G1出走馬
④ 前走プリンシパルステークス出走馬
⑤ 前走1勝クラス以上で4角先頭馬 但し1勝クラス出走馬は1着
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①②+③or④or⑤に該当する馬は
ヤマニンアドホック
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は13,5%です。
・斤量54~55キロ以外(0・0・0・36)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走上り3位以内の先行・差し・追い込み馬(0・0・1・30)複勝率3,2%
・前走脚質先行(0・0・1・33)複勝率2,9%
・キャリア9戦以上(0・0・1・17)複勝率5,8%
・ノーザンファーム生産馬(0・0・0・14)複勝率0%
・前走OP~G2クラス出走の関西馬(0・0・0・19)複勝率4,8%
このデスデータを全て突破した馬は
メイショウヨゾラ
ヤマニンアドホック
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
このレースで6番人気以下から好走した穴馬13頭中9頭が距離短縮馬。
さらに距離短縮×前走逃げ馬×斤量54~55キロ(新斤量制度に換算)になると(0・3・3・5)複勝率54,5%になり、下位人気馬の中で該当馬は今回この馬しかいません。
しかも前走負かした馬が今回上位人気に支持されてるとなると、買う価値は十分あると思います。
あとはやはり内枠が欲しいですね。
コメントを残す