このレースは京都競馬場で行われる芝1600m戦。
今年の主役は国内戦は圏外無しのジャンタルマンタル。
前走は2着に敗れたとはいえ斤量59キロ。
ただ現在3年連続で1番人気が飛んでいることもあり、この馬が飛べば配当が一気に跳ねそうなので、そういう馬券も狙ってみたいですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
昨年は完全に外差し馬場。
そして先週の京都を見ると昨年同様外差し馬場か?
ただ昨年は異例のBコース開催でした。
よって昨年を除く2015年以降の京都開催過去6年分の脚質傾向で調べます。
これを見ると6勝中5勝が後方勢。
ただ上り6位以下の馬でも好走数は多い。
そして除外対象馬を除く今年の登録馬を見ると前に行く馬が少ないですね。
近3走中2走以上逃げ・先行策だった馬はウインマーベル・エコロヴァルツ・エルトンバローズ・ガイアフォース・ジャンタルマンタルの5頭だけ。
後方勢有利なレースですが前残りも十分ありそう。
一方後方勢に注目すると差し・追い込みで好走した馬の前走を見ると…
① 前走脚質先行差し
② 前走上がり8位以内
③ 前走重賞で5着以内
④ 前走距離1600m以上
ザックリ調べるとこんな条件が良さそうで(5・5・3・16)複勝率44,8%。
先程挙げた上記5頭以外だとソウルラッシュ・ラヴァンダ・レーベンスティールの3頭が該当します。
「 枠順傾向データ 」
枠順傾向も脚質傾向と同様に昨年を除く2015年以降の京都開催過去6年分の枠順傾向で調べます。
これを見ると勝ち馬は内か外かの両極端。
複勝率では中枠付近があまり良くないですね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとサンプル数は少ないですが4頭中3頭が内枠から。
しかも15番ゲートから好走した馬は2016年のネオリアリズムで初角通過2番手。
外枠から好走した馬は殆どが上位人気馬だけということになります。
上記のデータを考慮して
1~4枠有利(穴馬限定)
と判断します。
ただ人気薄でも逃げ・番手になりそうな馬は外枠でも警戒したい。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父サンデーサイレンス or ミスプロ or ノーザンダンサー系
且つ
母父サンデーサイレンス or ロベルト系
です。
好走馬の3分の2が母父サンデーサイレンス・ロベルト系で複勝率31,3%。
特に京都競馬場改修工事後の2023年以降だと、好走馬6頭中5頭が母父サンデーサイレンス・ロベルト系となっています。
今回の該当馬は
ウインマーベル
ウォーターリヒト
エルトンバローズ
ソウルラッシュ
タイムトゥヘヴン
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① キャリア21戦以内
② 6歳以下
③ 前走国内3歳以上重賞出走馬
④ 牡馬・セン馬の前走馬体重470キロ以上
⑤ 過去にG1で4着以内の実績がない馬は除く
⑥ 前走5着以内
⑦ 前走G1・富士ステークス以外の重賞で2着馬との着差0,1秒差以上の勝ち馬は除く
⑦の条件はロジカルではないですが、⑦の条件に該当した馬は(0・0・0・7)になります。
これで(7・5・3・3)複勝率83,3%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ガイアフォース
ジャンタルマンタル
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走牝馬限定戦を除く国内芝G2クラス以上出走馬
② 前走距離1600m以下出走馬は前走1着 or G1出走馬
③ 5歳以下
④ 前走馬体重470キロ以上
⑤ 前走敗戦馬の着差0,5秒以内
⑥ 前走G2出走馬は前走5番人気以内
⑦ 前走G1出走馬は前走7番人気以内
これで(1・2・5・1)複勝率88,9%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エルトンバローズ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は6,6%です。
・6歳以上 or キャリア25戦以上(0・0・0・33)複勝率0%
・牝馬(0・0・0・19)複勝率0%
・前走8着以下 or 前走敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・60)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・0・48)複勝率0%
・前走から斤量減(0・0・0・20)複勝率0%
・前走馬体重469キロ以下(0・0・0・30)複勝率0%
・前走上り7位以下(0・1・0・63)複勝率1,6%
・前走4角13番手以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走G3以下出走馬(0・0・0・43)複勝率0%
・前走1着 or G1出走馬を除く前走距離1600m以下馬(0・0・0・67)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
エルトンバローズ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
今回が骨折明け3戦目でソロソロ走り頃かもしれない。
ジャスティンパレス、ライラック、今年の秋G1はリピーターがトレンドかな?



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