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マイルチャンピオンシップ2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。

今年で3回目となる阪神開催のマイルチャンピオンシップです。

今回も良いメンバーが揃いましたね。

パッとメンバーを見た限り、個人的な感想ですが二桁人気馬の出番はまずないのでは?

想定オッズでは5強構成ですが、確かに過去10年中6回が5番人気以内の決着、また9回が7番人気以内の決着です。

あまり無謀な穴馬は狙わず、少点数で高配当を狙っていくのがベストな気がしてます。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が阪神開催になってからの過去2年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると圏内6頭中5頭が差し馬。

ということでこの5頭に注目してみるとその内4頭が…

 

① 前走G2クラス以上で4角7番手以下
② 前走上り5位以内
③ 前走4着以内

 

ちなみに前走5頭中1頭対象に入らなかった馬は前走天皇賞秋で奇襲の先行策を試みたグランアレグリア。

でもこの馬も本来なら差し馬ですね。

この条件に該当する馬は

 

ジャスティンカフェ
セリフォス
ソウルラッシュ
ダノンスコーピオン
ピースオブエイト

 

以上5頭です。

 


枠順傾向データ 」

以下が阪神開催になってからの過去2年の枠順傾向です。

 

 

これを見るとサンプル数は少ないですが好走馬は13番ゲート以内まで。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると僅か2頭ですが、こちらも好走馬は13番ゲートまで。

ちなみに2021年と2022年の4着馬の馬番は7番と11番でした。

 

上記のデータを考慮して

 

14番ゲート以降不利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

今回は2パターンから血統傾向を見ていきたいと思います。

まずは過去5年の同コースG1レースでサンプル数5レース以上複勝率30%以上の種牡馬です。

傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

そして次に阪神開催のマイルチャンピオンシップ過去2年の傾向です。

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ダイワメジャー
・ディープインパクト

です。

両項目で共通しているのはダイワメジャー産駒。

しかもダイワメジャー産駒の場合、分母数が明らかに多いにも関わらず好成績を収めているのは注目だと思います。

また2年連続で好走馬を出しているディープインパクト産駒も注目ですが、ともにグランアレグリアの好走ですからね…血統傾向と言って良いか微妙ですが一応挙げておきます。

今回の該当馬は

 

セリフォス
ファルコニア
マテンロウオリオン

 

以上3頭です。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 6歳以下
② 前走G1 or 富士ステークス or スワンステークス or 毎日王冠出走馬
③ 前走4着以内 且つ 5番人気以内
④ 前走上り3位以内or4角4番手以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

サリオス
セリフォス

 

以上2頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 5歳以下
② 前走G2クラス以上
③ 前走距離1400m以上
④ 前走5着以内 且つ 5番人気以内
⑤ 前走上り5位以内or4角5番手以内

 

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

ジャスティンカフェ
ソウルラッシュ
ダノンザキッド
ダノンスコーピオン

 

以上4頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は6,7%です。

 

・美浦所属騎手(0・0・0・34)複勝率0%
・7歳以上(0・0・0・17)複勝率0%
・前走間隔7週以上(0・0・1・22)複勝率4,3%
・前走8着以下(0・0・0・54)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・68)複勝率0%
・前走6番人気以下(0・0・0・61)複勝率0%
・前走馬体重500キロ以上(0・0・1・46)複勝率2,1%
・前走脚質追い込み(0・0・0・26)複勝率0%
・前走クラスG2以外(1・0・0・69)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

ダノンスコーピオン
ロータスランド

 

以上2頭です。

ダノンスコーピオンは一応5番人気以下なので名前が挙がりましたが、正直この馬は穴馬とは言えないですね。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)☟


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5番人気以下から見所のある馬を1頭挙げるならダノンスコーピオンになってしまう。

ただこの馬の場合は5強の一角。

穴馬と言うには人気がありすぎる。

よってダノンスコーピオン以外で挙げるならこの馬。

(A) ?????

この馬が圏外に敗れたのは全て重馬場で、持ち味を活かすにはとにかく良馬場が良い。

近6走中上がり最速5回・上がり2位が一回でとにかく決め手勝負なら、前走で示したようにG1馬相手にも引けはとらない。

これだけの武器があれば、上位人気の層は厚くても一角崩しも十分考えられると思います。

 


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