このレースは京都競馬場で行われる芝1600m戦。
いよいよ京都開催がやってまいりました。
リニューアルまで長かったですね。
ただ予想に関してはデータ派なのでそのまま以前の京都開催のデータを使って良いのか、代替開催分のデータも使った方が良いのか迷うところです。
試行錯誤ですが頑張って予想していきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が近2年の阪神開催と直近8年の京都開催の脚質傾向です。
(阪神開催近2年)
(京都開催直近8年)
これを見ると上りに関しては阪神開催では決め手勝負、京都開催ではそこまでではありません。
ただ阪神開催・京都開催両方で共通して言えることは前に行った馬の複勝率が高いということ。
そこで逃げ・先行勢に注目して調べてみると…
① 前走4角2~6番手以内
② 前走5番人気以内
③ 前走上り10位以内
④ 前走距離1400~2000mの芝レース、リステッドOPクラス以上出走馬
この条件で過去10年で(4・5・5・4)複勝率77,8%になります。
この条件に該当する馬は
グラティアス
ジャスティンスカイ
ソウルラッシュ
以上3頭です。
ちなみにG2クラス以上になると(4・1・1・0)複勝率100%となります。
これに該当する馬はソウルラッシュ。
軸最有力候補かも。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると7番ゲート以内の好走率が高い。
だからと言って外枠が全く来ていない訳でもない。
ちなみに近2年の阪神開催では3・4・5・6・7・13番ゲートから好走馬が出ています。
阪神開催の方が内枠有利な傾向がより強いですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内外で大きく変わらないように見えるが、8番ゲート以内で複勝率13,5%に対し、9番ゲート以降で複勝率7,8%となっています。
ちなみに近2年の阪神開催では4・13番ゲートから好走馬が出ています。
こうして見ると外枠がダメということもないが、リニューアルされた開幕週ということも踏まえ内枠の方が良いのではないか。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
今回は近2年の阪神開催と直近5年の京都開催を見ていきます。
傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
・ロードカナロア
・ノーザンダンサー系
です。
京都開催でも阪神開催でも共通して活躍しているのはディープインパクト産駒とキングカメハメハ産駒。
そしてキングカメハメハの後継種牡馬ロードカナロア産駒も要注意でしょう。
また京都開催だった直近5年で見ると父ノーザンダンサー系の好走率が高いです。
今回の該当馬は
エアロロノア
キングエルメス
グランデマーレ
ゴールデンシロップ
シュネルマイスター
トリプルエース
ビーアストニッシド
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上で距離2000m以下
② 前走2着以内 or 3番人気以内
③ 前走G1出走馬を除く上り5位以内or4角5番手以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ジャスティンスカイ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以下のマイル戦で3番人気以内で2着以内 且つ 4角3番手以内
② 前走距離1600m以下の重賞で7番人気以内 且つ G1出走馬を除く上り2位以内 or 4角4番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
エアロロノア
マテンロウオリオン
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,7%です。
・関東馬(0・0・1・19)複勝率5,3%
・前走間隔3週以内(0・0・1・33)複勝率2,9%
・前走敗戦馬の着差1,5秒以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・1・50)複勝率1,9%
・前走から斤量増(0・0・0・16)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走脚質逃げ・追い込み(0・1・0・37)複勝率2,6%
・前走距離2000m以上(0・0・0・11)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
エアロロノア
サヴァ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
ワンパンチ足りないのが欠点ではあるが、逆に崩れないのがこの馬の強み。
いつものように掲示板が妥当と思うかも知れないが、今回は前走OP組という馬が多く、穴馬の中で相対的に見ればこの馬は上位の存在。
3強以外でマイル重賞実績がある馬というのは数頭でその点でも評価したい。
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