今回はマイラーズカップ2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記消去法事です。
このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。
今年の出走予定馬を見るとどの馬にもチャンスがあるのではないかと思えるメンバー構成。
穴馬が付け入る隙は十分ありそうです。
現在のnetkeibaさん想定オッ消去法ズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
今年は阪神開催となっているので、データは古いですが阪神開催だった2011年から遡って2002年までの過去10年のデータを調べました。
以下がその脚質傾向です。
これを見ると勝率・複勝率ともに逃げ・先行馬がかなり有利です。
それに注目すると、阪神開催過去10年で逃げ・先行で圏内に入った16頭の共通点を調べるとその内14頭は
前走OPクラス以上出走 且つ 近3走中に4角2番手以内を経験
今回これに該当するのはギベオン・ダイワキャグニー・パンサラッサ・ボンセルヴィーソ・ワールドウインズの5頭です。
現時点の想定オッズではこの5頭は全て5番人気以下。
穴馬が来るとしたらこの5頭は警戒が必要かもしれません。
次は枠順傾向です。
以下が阪神開催だった2011年から遡って2002年までの過去10年の脚質傾向です。
これを見ると基本的には外枠は割引ですね。
12番ゲート以降は信頼度が落ちます。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠不利は変わらないが、6~11番ゲートは好走率が非常に高いです。
上記のデータを考慮して
6~11番ゲート有利
12番ゲート以降不利
と判断します。
次に血統傾向です。
今年は阪神開催で過去のデータが使えません。
よって過去5年同コース重賞でサンプル数10レース以上の種牡馬を調べました。
区切りとして30%前後以上の種牡馬を挙げています。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・クロフネ
・ハーツクライ
・ヴィクトワールピサ
・ルーラーシップ
・ディープインパクト
・ダイワメジャー
です。
1位はオルフェーヴルですが過去には父ステイゴールドやドリームジャーニーも好走率が高めだったので、ここはまとめてステイゴールド系としました。
今回の該当馬は
アルジャンナ
ギベオン
クラヴァシュドール
ザイツィンガー
フォックスクリーク
ボンセルヴィーソ
ワールドウインズ
以上7頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走重賞組
② 前走3着以内or3番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
エアスピネル
ケイデンスコール
以上2頭です。
エアスピネルについてですが、本来ならダート路線の馬を同じ括りにはしない。
ただこの馬の場合もともと芝のクラシック路線で走っていた馬。
本来なら消去法の条件に前走芝という項目を追加するべきですが今回は外しました。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走OPクラス以上出走馬
② 前走2着以内or2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ギベオン
ラセット
ルフトシュトローム
ワールドウインズ
以上4頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
前走は明らかに展開に恵まれた。
それ以前のこの馬の走りは今まで散々見てきた賞味期限切れのディープ産駒の典型。
ただディープ産駒でも稀にカデナのように復調する馬もいる。
正直今回は全く妙味がある馬ではないが、脚質傾向・血統傾向・穴馬消去法で挙がった馬。
前走破った相手が相手だけに押さえておきたいと思います。
(B)
この馬も脚質傾向・血統傾向・穴馬消去法の全てで名前が挙がった馬。
前々走までは5戦して3勝2着2回という成績だったが、距離短縮した前走の走りだけを見ると距離1600mは短いのかなという印象はある。
ただ母エイジアンウインズはヴィクトリアマイルの勝ち馬で守備範囲は1200~1600mの馬。
前走の敗戦だけで見限るには早いかも。
これで人気馬だったら即消しでも良いが、人気薄なら狙ってみる価値はありそう。
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