このレースは東京競馬場で行われるダート1600m戦。
昨年は3連単150万超えの大波乱。
2021年以降の5年中4年でも3連複万馬券が4回と近年は波乱度が高いレースです。
今年のメンバーを見ると粒揃いですが、王者レモンポップの引退により中心となる馬は不在。
大荒れは無さそうですが、下位人気馬の台頭も十分あるんじゃないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると注目は複勝率90％の上り1位ですかね。
上り6位以下の複勝率が4％ですから決め手重視のレースと言えそうです。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走中央重賞出走馬で根岸ステークス・チャンピオンズカップ出走馬以外は前走4角3番手以内② 前走根岸ステークス出走馬は前走上り5位以内
③ 前走チャンピオンズカップで前走上り3位以内 or 4角7番手以内
④ 前走地方出走馬はG1・兵庫ゴールドトロフィーで前走4角3～6番手
⑤ 前走プロキオンステークス(旧東海ステークス)出走馬は前走上り2位以内
前走から見ると決め手が重要なのは根岸・チャンピオンズカップ出走馬だけで、その他のレースでは先行力が重要ですね。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑥ 前走根岸・プロキオン(旧東海)・チャンピオンズカップ出走馬以外はで5～7歳の栗東所属馬で前走4番人気以内
⑦ 前走チャンピオンズカップ出走馬は5歳以下
⑧ 前走根岸ステークス出走馬は前走2着以内
この条件で(8・7・9・8)複勝率75,0％になります。
この条件に該当する馬は
ウィリアムバローズ
コスタノヴァ
サンライズジパング
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると1・2番ゲートの最内枠が良くないですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
5番人気以下の複勝率は10,2％。
これを基準で考えると1・2番ゲートの複勝率は5,6%でやはり低い。
上記のデータを考慮して
1・2番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
父or母父に
・ストームキャット系
・ヴァイスリージェント系
です。
2021年以降なら12頭中11頭が上記の条件に該当します。
今回は該当馬が多いので非該当馬を載せておきます。
今回の非該当馬は
アーテルアストレア
ウィリアムバローズ
サンライズジパング
ミトノオー
メイショウハリオ
以上5頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走根岸ステークス1着馬
② 5歳以下の前走チャンピオンズカップ出走馬
③ 前走プロキオンステークス(旧東海ステークス)で上り2位以内で1着
④ 前走根岸・プロキオン(旧東海)・チャンピオンズカップ出走馬以外は前走G1で1番人気 且つ 栗東所属馬
これで(9・4・4・4)複勝率81,0％になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②or③or④に該当する馬は
コスタノヴァ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 栗東所属馬
② 5歳以上
③ 前走間隔3～12週
④ 前走7着以内
⑤ 前走敗戦馬の着差1,8秒以内
⑥ 前走馬体重492キロ以上
⑦ 前走4角2番手以下
⑧ 前走距離1400ｍ以上
⑨ 前走根岸ステークス出走馬は前走上り4位以内で2着以内
⑩ 前走プロキオンステークス(旧東海ステークス)出走馬は6歳以下
⑪ 前走根岸・プロキオン(旧東海)出走馬以外は前走4角4番手以内
これで(1・5・5・2)複勝率84,6％になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①～⑧+⑨or⑩or⑪に該当する馬は
ドゥラエレーデ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,2%です。
・関東馬(0・0・0・17)複勝率0%
・前走間隔2週以内(0・0・0・10)複勝率0%
・前走8着以下(0・0・0・37)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,9秒以上(0・0・0・12)複勝率0%
・前走馬体重491キロ以下(0・0・0・39)複勝率0%
・前走OPクラス以下出走馬(0・0・0・7)複勝率0%
・前走距離1400・1800・2000・2100ｍ出走馬以外(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
サンデーファンデー
サンライズジパング
ドゥラエレーデ
メイショウハリオ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ？？？？？
下位人気馬で距離適性と能力、そして高齢でない馬という要素を最も兼ね揃えた馬となるとこの馬じゃないでしょうか。
前走は大外枠で長期休養明けのぶっつけ本番。
流石に厳しかったのでノーカウントでいいのでは？
今年も東京1600で母父ヴァイスリージェント系の血に期待したいですね。
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