このレースは京都競馬場で行われる芝1400m戦。
昨年は3連単200万馬券が出て大波乱。
一昨年も10番人気が1着になっていて近年はかなり荒れている。
流石に200万馬券は困るが、今年も一波乱に期待。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬からは勝ち馬が出ていないが複勝率はトップ。
追い込みは複勝率は低いが勝ち馬は2頭出ています。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り3位以内
② 前走上り4位以下馬は当日8番ゲート以内
③ 前走4角9番手以内
前走上り4位以下の馬は基本的に前に行きたい馬が多く、当日外枠を引いて消えるというパターンですかね。
これで圏内馬21頭中21頭が該当します。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
④ 関西馬
⑤ キャリア4戦以内
⑥ 前走間隔3~15週
⑦ 今回斤量減馬は除く
⑧ 前走重賞出走馬は4着以内
⑨ 前走OPクラス出走馬の敗戦馬の着差0,1秒以内
⑩ 1勝クラス以下出走馬は4番人気以内で敗戦馬の着差0,0秒以内 且つ 前走距離1400m以上
この条件で(4・5・7・9)複勝率64,0%になります。
この条件に該当する馬は
ウォーターエアリー
カワキタマナレア
キャッスルレイク
ゴージャス
スリールミニョン
ラヴェンデル(8番ゲート以内なら)
以上6頭です。
ラヴェンデルは前走上り4位以下なので当日8番ゲート以内なら該当馬となります。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
これを見ると15番ゲート以降からの好走馬無し。
複勝率で見ると11番ゲートまでが良さそう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとほぼ12番ゲート以降からの好走馬無し。
絞るなら7番ゲートまでが良いでしょう。
上記のデータを考慮して
1~11番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
京都開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
・キンシャサノキセキ
・フォーティナイナー系
・欧州型ノーザンダンサー系
又は
母父に
・ロベルト系
です。
他にも好走馬はいますが、上記の4系統は複勝率が高いです。
またミスプロ系は好走率が低いですが、キンカメ系ではなくフォーティナイナー系だと(1・1・0・2)になります。
今回の該当馬は
モズナナスター
ラヴェンデル
ヴーレヴー
以上3頭です。
モズナナスターとヴーレヴーの父は日本調教馬ですが、元を辿れば欧州産フランケルやマルジュの系統です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・橙色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で4番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
② 前走ひまわり賞を除くOPクラス出走馬で2番人気で2着以内 且つ 上り2位以内
③ 前走新馬・未勝利戦出走馬は1番人気で1着 且つ 上り2位以内
④ 前走1勝クラス出走馬は2番人気以内で2着以内 且つ 上り3位以内
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、カワキタマナレア・ゴージャス・ヴーレヴーを上位人気馬として扱います。
予想オッズ3番人気以内馬で上記の条件①or②or③or④に該当する馬は
カワキタマナレア
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑・橙色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走4角8番手以内
② 前走新馬戦で4番人気以内 且つ 4角2番手以下
③ 前走未勝利クラスで逃げ馬を除く4角4番手以内で上り4位以内
④ 前走1勝クラスで2番人気以内で2着以内
⑤ 前走ひまわり賞を除くOPクラス出走馬で6番人気以内 且つ 上り7位以内で4角2番手以下
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、カワキタマナレア・ゴージャス・ヴーレヴー以外を穴馬として扱います。
予想オッズ4番人気以下馬で上記の条件①+②or③or④or⑤に該当する馬は
ウォーターエアリー
ウォーターガーベラ
キャッスルレイク
スリールミニョン
ニシノクードクール
モズナナスター
ラヴェンデル
以上7頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,0%です。
・2月以前生まれ(0・0・0・20)複勝率0%
・前走間隔3~14週以外(0・0・0・15)複勝率0%
・前走1勝クラスで3着以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,2秒以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走から斤量増・減馬(0・0・0・11)複勝率0%
・前走距離1600m以上(0・0・0・7)複勝率0%
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、カワキタマナレア・ゴージャス・ヴーレヴー以外を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
ウォーターエアリー
タマモティーカップ
ニシノクードクール
モズナナスター
ラヴェンデル
以上5頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(D) ?????
父は2歳時に多く活躍馬を出す傾向があり、このレースでも2015年以降7頭の産駒が出走して(2・0・1・4)と好成績。
また半姉には中山牝馬ステークス勝ちのコンクシェルがいる。
ここまで挙げてきたデータでも合致する部分が多く、買い材料は結構揃っている。
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