このレースは京都競馬場で行われる芝1600m戦。
今年の登録馬は12頭で1頭抜けた人気の馬がいます。
1番人気の複勝率は過去10年で80%で、穴馬は来ても8番人気まで。
比較的堅いレースなので多少点数を絞らないと高回収率は望めないかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去7年分の脚質傾向です。
これを見ると上り5位以下の成績は壊滅的ですね。
だからと言って複勝率を見ると後方勢の成績が良い訳ではない。
ということは前で競馬をして且つ速い上りを使う馬が有利。
要は強い馬が順当に能力を発揮するレースということでしょうか。
そこで前走脚質を見てみると絶対条件として…
① 前走上り5位以内
② 前走4角8番手以内
この条件で圏内馬21頭中20頭が該当する。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走脚質逃げ以外
④ 前走3番人気以内
⑤ 前走馬体重442~498キロ
⑥ 前走2着以内
この条件①~④で(7・5・5・11)複勝率60,6%になります。
この条件に該当する馬は
カンティアーモ
ジャンタルマンタル
ジューンブレア
ダノンキラウェア
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去7年分の枠順傾向です。
これを見ると途切れなく好走馬が出ているのが10番ゲートまで。
ですが13・14番ゲートからも好走馬は一応出ています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降からの好走馬はいない。
あまり外は良くないかもしれませんね。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
ディープインパクト産駒の活躍が多いレースですが、この産駒はいないのでそれを除外したデータです。
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
又は
母父に
・ミスプロ系
です。
この2系統は複勝率がかなり高く、近3年の阪神開催でもその傾向は続いています。
今回の該当馬は
クリーンエアナ
ムラエイハブ
ナムラフッカー
フルレゾン
メイショウサチダケ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以下出走馬は距離1400m以上で1番人気以内で1着 且つ 上り1位
② 前走重賞出走馬は3番人気以内で1着 且つ 上り3位以内
上記の条件で2019年以外は好走馬が出ています。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ダノンキラウェア
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走上り2位以内 or 4角2番手以内
② 前走OPクラス以上出走馬は5着以内
③ 前走新馬・未勝利組は3番人気以内で1着
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
ジューンブレア
ナムラエイハブ
メイショウサチダケ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,6%です。
・キャリア6戦以上(0・0・0・0)複勝率0%
・前走6着以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0.3秒以上(0・0・1・25)複勝率3,8%
・前走1勝クラス以下で4番人気以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走OPクラス以上で7番人気以下(0・0・0・8)複勝率0%
・前走馬体重432~480キロ以外(0・0・0・13)複勝率0%
・前走上り6位以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走4角8番手以下(0・0・0・11)複勝率0%
・前走新馬・未勝利・OPクラス以外(0・0・0・18)複勝率0%・前走距離
このデスデータを全て突破した馬は
メイショウサチダケ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(D)
ここを☟クリック
(D) ?????
前走は楽なペースで行けたおかげかもしれないが余裕の完勝。
その時の2着馬は次走勝利している。
京都開催のこのレースは前に行けた馬の複勝率がかなり高い。
枠順にもよるが先手を取れれば面白いかもしれない。
コメントを残す