このレースは中京競馬場で行われるダート1800m戦。
例年は5歳以上の古馬勢も人気の一角でしたが、王者レモンポップ不在で今年は新世代が人気の中心。
だからと言って抜けた馬もおらず、決して堅いとは思いません。
今年も一波乱に期待します。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ・先行の複勝率が高いですが、好走数はどの脚質も満遍なくですね。
ただ逃げ馬の2勝は近2年連覇のレモンポップですから逃げ馬が強いとは言えません。
除外対象馬以外の今年の登録馬を見ると前走逃げた馬がウィリアムバローズ・ダブルハートボンド・ナルカミの3頭。
今年はそれなりに流れそうな気もしますね。
ただ過去10年の前走脚質を見ると追い込みが(0・1・0・24)で、前走初角11番手以下(0・0・0・32)です。
後方勢に有利な展開になるとしても上記に該当するオメガギネス・ヘリオス・ラムジェットは割引き。
個人的には差し馬に注目で、6戦連続上り3位以内のメイショウハリオ、牡馬相手が微妙もデビュー以来全て上り3位以内のテンカジョウ、新馬戦を除けば中央開催全て上り2位以内のルクソールカフェは気になりますね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると14番ゲート以降から一気に好走率が下がっています。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても傾向は同じで14番ゲート以降からの好走馬無し。
上記のデータを考慮して
14番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
父母父or母父or母母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
ミスプロ系は圧倒的ですが今年は対象馬が少ないので、より重視した方が良いかな?
今回の該当馬は
ウィルソンテソーロ
ダブルハートボンド
ヘリオス
ペプチドナイル(ミスプロ系)
ルクソールカフェ(ミスプロ系)
以上5頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走ダート重賞出走馬
② 前走から斤量2キロ以上増馬は除く
③ 前走間隔10週以内
④ 前走4番人気以内
⑤ ノーザンファーム・社台系生産馬以外の関西馬は前走1着 or 1番人気
⑥ ノーザンファーム・社台系生産馬以外の6歳以上馬は前走1着
⑦ 3歳馬は過去にG1で2着以内の実績あり
⑧ 4歳以上馬の前走馬体重470キロ以上
➈ 前走中央出走馬は前走4角11番手以内、地方出走馬は前走4角6番手以内
⑩ 前走中央重賞出走馬は5歳以下
これで(7・8・3・6)複勝率75,0%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ダブルハートボンド
ナルカミ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 中央所属馬
② 7歳以下でキャリア40戦未満
③ 前走海外・ハンデ戦・中央OP以下・地方G2以下出走馬は除く
④ 前走馬体重460~539キロ
⑤ 前走脚質逃げ・先行・差し
⑥ 前走初角4角共に10番手以内
⑦ 前走5番人気以内
⑧ 前走中央重賞出走馬は関西馬で前走2番人気以下で4着以下 且つ 上り3位以下
➈ 前走地方出走馬は前走2着以下 且つ 前走逃げ馬を除き前走上り5位以内で5着以内
これで(3・2・6・9)複勝率55,0%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
テンカジョウ
ペプチドナイル
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,3%です。
・8歳以上 or キャリア38戦以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走1着(0・0・0・22)複勝率0%
・前走6番人気以下(0・0・1・37)複勝率2,6%
・前走馬体重460~539キロ以外(0・0・0・13)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・20)複勝率0%
・前走中央出走馬で上り2位以内(0・0・0・18)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アウトレンジ
サンライズジパング
セラフィックコール
テンカジョウ
ペプチドナイル
ペリエール
以上6頭です。
*除外対象馬は入れてません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
出遅れ癖があり、戦ってきた相手が一気に強化。
鞍上もG1でどうなの?
正直買い要素が少ない気もするが、買い材料が無い訳ではない。
展開はこの馬の流れに向きそう。
そして確実な末脚、とにかく崩れない安定性。
人気は恐らくしないと思うが、2105年の再現に期待して穴馬1番手とします。



コメントを残す