このレースは阪神競馬場で行われる芝2000m戦。
開催時期や距離がチョコチョコ変更になっていたレースですが、現在の条件になってから今年で7年目になります。
今年のメンバーを見ると13頭の登録馬しかいませんが、下位人気馬まで面白そうな馬が揃った印象。
あまり大きな波乱はないレースですが、今年も1頭くらいは穴馬が来てくれると思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去6年の脚質傾向です。
これを見ると先行・差しが良いですね。
上りの脚もソコソコ必要。
そこで前走脚質を見てみると…
前走脚質からは特徴がない(-_-;)
前走逃げ~追い込み馬のどこからでも満遍なく好走馬が出ている。
ただそれでも脚質傾向なので強引にでも何か傾向を探してみると…
① 前走上り6位以下
意外にも好走馬の半数が前走上りの脚が使えなかった馬となる。
ここから好走率の高い条件を積み重ねると…
② 5歳以下
③ 前走間隔5~13週
この条件で(2・2・4・6)複勝率57,1%になります。
この条件に該当する馬は
ガイアフォース
フェーングロッテン
マテンロウレオ
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去6年の枠順傾向です。
これを見ると外枠のデータが少ないですが、12番ゲート以降からは好走馬無し。
ただ今年は登録馬13頭ですからそこまで敏感にならないでも良いか?
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると10番ゲート以内までが良さそう。
昨年は内枠から好走馬が2頭出ています。
枠順有利不利無しでも良いとも思うが、上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ハービンジャー
・キングカメハメハ
又は
父or母父に
・ディープインパクト
です。
3年連続でキンカメ産駒と母父ディープインパクトが好走中です。
今回の該当馬は
アドマイヤビルゴ
ウインマイティー
エヒト
エピファニー
ボッケリーニ
以上5頭です。
今年のキンカメ産駒と母父ディープインパクトはアドマイヤビルゴ・エヒト・エピファニー・ボッケリーニです。
「 消去法データ 」
消去法は2017年以降の過去6年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 4歳以下
② 前走2番人気以内 又は G1出走馬
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
エピファニー
ガイアフォース
ベラジオオペラ
以上3頭です。
消えたのは年齢で7歳のボッケリーニ。
どちらかと言えばエピファニーやベラジオオペラの方が危うそうですが、データ的には活きの良い4歳以下が優勢です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞出走馬
② 前走距離2000m以上
③ 前走G2以下出走馬は5番人気以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
イズジョーノキセキ
エヒト
フリームファクシ
マテンロウレオ
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去6年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,4%です。
・美浦所属馬(0・0・0・6)複勝率0%
・前走間隔3週以内(0・0・0・19)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,5秒以上(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く6番人気以下(0・0・0・27)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・16)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・6)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・20)複勝率0%
・前走距離1800m以下(0・0・0・11)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
フリームファクシ
マテンロウレオ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
ここを☟クリック
(C) ?????
ここまで挙げてきたデータからも過去の穴馬の好走パターンと一致する部分が多い。
しかも阪神コースがかなり得意な馬でG1で4着を含め(1・1・1・1)という成績。
近2走は全く冴えない競馬だが、得意コースで目覚めるかもしれない。
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