このレースは阪神競馬場で行われる芝2000m戦。
開催時期が変わり、ハンデ戦から別定戦に変わってから今年で6年目となります。
注目は前走レース中に心房細動により大敗したソーヴァリアント。
調教の動きも悪くなさそうで、まともに走れば堅軸と言える馬。
心配は実質今回が長期休養明けみたいなもので、骨折の影響があるのかないのか。
この馬の走り次第でガチガチの馬券になるか、バカ荒れの馬券になるか、そこ辺りも判断して馬券を買わなくてはなりませんね。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去5年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率が高いのは先行馬と差し馬。
逆に追い込み馬はかなり劣勢です。
このデータから注目したのは追い込み馬。
どの馬が良いのかではなくて、どの馬が消せるのかという点で調べてみたい。
追い込みで圏外になった馬は全部で15頭いますが、その内12頭が…
① 前走4角7番手以下
*2018年のダンビュライトは前走除外になったので前々走を参考
この条件に該当しなかった馬は
ディアマンミノル
ニホンピロスクーロ
ビーアストニッシド
ヒンドゥタイムズ
レッドベルオーブ
以上5頭です。
意外と残った馬が少なかったですね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去5年の枠順傾向です。
これを見ると12番ゲートまでしかないですが、内外で大きな差はありません。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠に好走馬が多い。
たまたまですかね?
先週からBコース替わりになったばかりですし、全体傾向では内枠にも好走馬は多い。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ハービンジャー
又は
父or母父に
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
又は
母父に
・ロベルト系
です。
この条件で15頭中13頭が該当します。
今回は該当馬が多いので非該当馬を載せます。
今回の非該当馬は
エアファンディタ
サンレイポケット
タイセイモンストル
ニホンピロスクーロ
ビーアストニッシド
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2017年以降の過去5年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 4歳以下
② 前走2番人気以内 又は G1出走馬
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ソーヴァリアント
ビーアストニッシド
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞出走馬
② 前走距離2000m以上
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エヒト
ディアマンミノル
パトリック
メイショウテンゲン
ルビーカサブランカ
以上5頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去5年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,5%です。
・美浦所属馬(0・0・0・6)複勝率0%
・前走間隔3週以内(0・0・0・17)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,5秒以上(0・0・0・5)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・12)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・5)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走距離1800m以下(0・0・0・10)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
エヒト
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)☟
(C) ?????
4歳までは勢いがあったが、それ以降は尻すぼみ。
もう終わった馬だと思ったが、長期休養明けを挟んでから復活の兆しあり。
前走も酷斤量を背負いながらも上り最速で、同コース成績も優秀。
鞍上も前走から強化され買い材料は多いと思う。
あとはあまり後方から競馬をしなければ…
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