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ダービー卿チャレンジトロフィー2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中山競馬場で行われる芝1600m戦。

過去10年で1番人気の複勝率は30%、勝率は10%で、唯一の勝ち馬はあのモーリスだけ。

ハンデ戦でもあるので荒れる前提で馬券を組み立てたいところだが、1着馬に関しては1番人気が1勝、2~5番人気で9勝。

意外ととんでもない穴馬の1着という馬券はない。

傾向的に馬券を組み立てるなら2~5番人気の1着付け。

高配当を狙うなら2~5番人気から穴馬へという買い方が面白そうですね。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると先行と差し馬、この2脚質を狙うのが無難ではないだろうか。

極端な戦法を取る馬は避けたいところですね。

そこで最初に圏内馬21頭をざっと見てみたら、対象馬21頭全てに当て嵌まる条件がありました。

 

① 前走初角2~11番手以内

 

*前走海外遠征馬は前々走の国内戦を対象

要するに極端な脚質の馬はあまり結果が出ていないということです。

もちろんかなり緩い条件なので該当馬は多いですが、逆にこれに該当しない馬はちょっと危険かもしれませんね。

 

この条件に該当してしまったマイナス評価馬

 

インターミッション
カテドラル
サトノフェイバー
ザダル
ノルカソルカ
リフレイム

 

以上5頭です。

何と想定4番人気以内中3頭カテドラル(前走初角15番手)・ザダル(前走初角12番手)・リフレイム(前走初角1番手)が該当してしまいました。

 


枠順傾向データ 」

以下が改修工事後過去7年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると確かに外枠も来ている。

ただ複勝利が高いのは10番ゲート以内まで、勝ち馬も10番ゲート以内まで。

11番ゲート以降は不利と判断できますね。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると全体傾向より更に内枠に好走馬が偏っている。

とにかく外枠は割引ですね。

上記のデータを考慮して

 

1~10番ゲート有利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ダイワメジャー

父or母父に

又は

・ノーザンダンサー系

又は

母父に

・ロベルト系

です。

とにかくノーザンダンサーの血を持つ馬が大活躍。

また対象馬は少ないですが、母父ロベルト系の複勝率が高い。

一つ気になるのはダイワメジャー産駒。

ボンセルヴィーソが2年連続好走しているので複勝率は高めですが、この馬は例外な気がする。

ただ2017年にも好走馬はいるので傾向種牡馬として挙げました。

 

今回の該当馬は

 

インテンスライト
カテドラル
グラティアス
ダーリントンホール
フォルコメン
ボンセルヴィーソ
ミッキーブリランテ
ワーケア

 

以上8頭です。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 斤量55キロ以上、牝馬は53キロ以上
② 前走重賞で上り4位以内or4角3番手以内
 前走OPクラスで3番人気以内で2着以内 且つ 上り3位以内
④ 前走3勝クラスで2番人気以内で1着 且つ 上り3位以内or4角3番手以内

 

この条件で2014年以外は好走馬が出ています。

想定4番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は

 

ザダル
リフレイム

 

以上2頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 7歳以下
② 斤量53~57キロ
③ 前走重賞で5着以内or5番人気以内
④ 前走東風ステークスで3着以内or3番人気以内
⑤ 前走3勝クラス1着馬

 

この条件で毎年必ず好走馬が出ています。

想定5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④or⑤に該当する馬は

 

インテンスライト
ギルデッドミラー
グラティアス
タイムトゥヘヴン
ミッキーブリランテ

 

以上5頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,8%です。

 

・関西所属騎手(0・1・0・27)複勝率3,7%
・8歳以上(0・0・0・20)複勝率0%
・斤量57,5キロ以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔中9週以上(0・1・0・29)複勝率3,3%
・前走OPクラス以下で5着以下(0・1・0・26)複勝率3,7%
・前走OPクラス以下で1着馬との着差コンマ4秒以上(0・1・0・25)複勝率3,8%
・前走重賞クラス以上で1着馬との着差コンマ1,2秒以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走距離2000m以上(0・0・0・9)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

インテンスライト
ギルデッドミラー
ダーリントンホール
ミッキーブリランテ

 

以上4頭です。

血統傾向のところでも言いましたが、ボンセルヴィーソは気になりますね。

8歳以上の馬は1頭も圏内に来たことがありませんが、圏外だった20頭は全て前走圏外に消えていた馬たち。

ただ8歳馬ボンセルヴィーソは前走1着で未だに元気一杯。

一昨年OPクラスで大惨敗から巻き返したのもこの馬だけだし、この馬は例外が多い。

データ的には要らないのだが…

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

鞍上がとっても不安だが、人気が無いようなら狙ってみたいと思う。

格下の身ではあるが中山1600実績は(3・2・1・1)複勝率71,4%。

このレースで前走3勝クラス以下だった馬の成績は(5・1・1・9)複勝率43,8%で5番人気以下馬でも複勝率は25%ある。

上記でも推奨した血統・脚質・穴馬消去法・デスデータ全ての項目で挙がっている。

ハンデ的にも面白いと思います。

 

(B) ダーリントンホール

抽選馬だがこの馬を挙げたい。

3走前に長期休養明けで富士ステークス5着、2走前にマイルチャンピオンシップ7着ならこのメンバーでは威張れる内容。

マイルに路線変更してからは安定した成績だと思います。

鞍上は今回乗り替わりで横山武史騎手。

前走のように前目で競馬をしてほしいですね。

 


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