このレースは中山競馬場で行われる芝1600m戦。
例年上位人気馬もソコソコ走っていますが、特徴的なのは二桁人気馬の好走が多いということ。
過去6年で4頭も二桁人気馬が穴をあけています。
買い目に余裕があれば二桁人気馬は数頭押さえた方が良いかもしれませんね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると先行・差しの複勝率が優秀。
ただある程度の上りは必要ですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2位以内
対象馬は少ないのですが、複勝率では3位以下と比べダブルスコア以上になります。
ここから好走率の高い条件を積み重ねていくと…
② 前走距離1600ｍ以上
③ 前走2着以下
不思議なことに前走勝ってしまった馬の好走率は良くないです。
この条件で(1・2・2・2)複勝率71.4％になります。
この条件に該当する馬は
ミスニューヨーク
以上1頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では8番ゲート以内、勝ち馬はそこから少し離れて13番ゲートまで。
外枠も来ているが8番ゲート以内が良い気もします。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内か外かで極端ですね。
昨年は内枠有利とブログで書きましたが、3着馬まで全て外枠から好走。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
データ的には内枠有利とは言い切れないが、コース形態的には明らかに内枠有利なコースです。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・オルフェーヴル
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
リピーターが多いので同種牡馬が多いです。
よってリピーター以外で好走数が多い血統を選びました。
今回の該当馬は
クリノプレミアム
ソーダズリング
ビューティフルデイ
メイショウホシアイ
ライトクオンタム
ルージュエクレール
ルージュスティリア
以上7頭です。
＊除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2017年以降の過去6年分のもので1～5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬 又は 前走4着以内
② 前走4角2番手以下
現時点のオッズを見ると5・6番人気が微妙な差なので予想オッズ6番人気以内を上位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
サウンドビバーチェ
ソーダズリング
ヒップホップソウル
ミスニューヨーク
以上4頭です。
昨年までは前走2番手以内の馬を強調材料として扱っていましたが、よく調べると過去6年で前走逃げた馬からは好走馬無し。
要は2番手以内ではなく2番手以下でないと駄目ということ。
ここで前走逃げたコナコースが消えました。
ただこの馬の場合は前走逃げただけで本来は逃げ馬ではないので、あくまでデーでは消しということです。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走OPクラス以下出走馬は上り2位以内
③ 前走G2・G3出走馬は上り7位以内
④ 前走G1出走馬は4角7番手以内
今回は予想オッズ7番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件①＋②or③or④に該当する馬は
アナザーリリック
ルージュエクレール
ルージュリナージュ
以上3頭です。
今回はハンデ戦ですが斤量を項目に入れませんでした。
なんか今回の斤量設定はいつもと違う気がする…
＊除外対象馬は入れてません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去6年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,1%です。
・関東馬(0・0・1・30)複勝率3,2%
・5歳以上(0・0・1・33)複勝率2,9%
・斤量53キロ以下(0・0・1・28)複勝率3,4%
・前走G3以下で7着以下(0・0・0・23)複勝率0%
・前走G3以下の敗戦馬の着差0,4秒以上(0・0・0・24)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く10番人気以下(0・0・0・21)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・0・0・12)複勝率0%
今回は予想オッズ7番人気以下を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって7項目中6項目を突破した馬を載せておきます。
コスタボニータ
サーマルウインド
ルージュスティリア
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
ここを☟クリック
(B) ？？？？？
これまで挙げてきたデータからは多くの点で外れるが、予想オッズ二桁人気馬からこの馬を挙げたい。
前走は長期休養明けの敗戦で仕方ない。
昨年春頃に覚醒した馬だが、それ以降のG3戦に限れば1・2・3・2・5・3着という成績。
一度叩いた今回は見直せないだろうか？
血統的にもこのレースと抜群の相性を誇る産駒というのも良い。
コメントを残す