このレースは京都競馬場で行われる芝1400m戦。
近5年中4年で3連単80万、50万、40万、60万円台が飛び出していてまともに決まらない。
今年も前走惨敗の3歳馬のアドマイヤズームが1番人気想定。
荒れる前提で馬券を組んでみても良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2105年以降の京都開催過去8年分の脚質傾向です。

これを見ると複勝率では大きな差はないが、勝ち馬8勝中6勝が差し・追い込み。
前走脚質で見ても差し・追い込み馬が同じく6勝挙げている。
特に好成績なのは前走差し馬で8勝中5勝である。
よって差し馬に注目すると…
① 前走脚質差し
② リステッドOPクラス以上
③ 6歳以下
④ 牝馬はG1馬
⑤ 関東馬は前走敗戦馬の着差0,2秒以内、それ以外は1,2秒以内
⑥ 二桁着順で二桁人気馬は除く
これで(5・3・1・3)複勝率75,0%になりアルテヴェローチェ・オフトレイル・ランスオブカオスが該当する。
ただ今回のメンバーを見ると前走逃げた馬が3頭いるが、逃げ・先行勢自体は少ない。
前に行きそうな馬となると逃げ馬のアサカラキング・ワールズエンド、先行馬のアドマイヤズーム、そして前走逃げたウインマーベルくらいか。
アサカラキングとワールズエンドが競り合わなければ前有利の可能性も。
「 枠順傾向データ 」
以下が2105年以降の京都開催過去8年分の枠順傾向です。

これを見ると特に特徴は無さそう。
満遍なく好走馬が出ていますね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると内か外かという極端な傾向。
ただ内がダメ、外がダメという訳でもないのでやはりフラットか。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・欧州産ノーザンダンサー系
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
他にも好走馬はいますが上記血統は好走率が高いです。
今回の該当馬は
アドマイヤズーム
アルテヴェローチェ
オフトレイル
シュタールヴィント
ソーダズリング
タイムトゥヘヴン
ダンツエラン
バルサムノート
レッドモンレーヴ
ワールズエンド
以上10頭です。
今年はロードカナロア産駒がやたらと多く対象馬が多くなってしまいました。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① キャリア24戦以内
② 前走間隔半年未満
③ 牝馬の前走馬体重450キロ以上、牡馬・セン馬の前走馬体重460キロ以上
④ 前走4角14番手以内
⑤ 前走G2クラス以下出走の牝馬は前走1番人気
⑥ 前走OPクラス以下出走馬の前走上り3位以内 且つ 1番人気で1着
⑦ 前走G2・G3出走馬は前走7着以内
⑧ 前走G1出走馬は前走10番人気以内
これで(8・5・5・4)複勝率81,8%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ4番人気以内を上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アドマイヤズーム
ランスオブカオス
ワールズエンド
以上3頭です。
キャリア28戦のウインマーベルが消えました。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走中央芝OPクラス以上
② 前走脚質逃げ以外
③ 前走脚質追い込み馬は前走5着以内
④ 7歳以上馬は前走重賞で5着以内
⑤ 前走牝馬限定戦出走馬は除く
⑥ 前走敗戦馬の着差0,8秒以内
⑦ 前走から斤量2キロ以上増馬は除く
⑧ 前走馬体重440キロ以上
➈ 前走間隔半年未満、明け(10週以上)4戦目以内
⑩ 前走OPクラス出走馬は前走3着以内
⑪ 前走G3出走馬は前走5番人気以内
⑫ 前走G2以上で二桁人気で二桁着順馬は除く
これで(1・5・5・8)複勝率57,9%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アルテヴェローチェ
ショウナンザナドゥ
ロジリオン
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は10,3%です。
・前走重賞2着以内以外の関東馬(0・0・0・23)複勝率0%
・前走G2以上で5着以内以外の7歳以上馬(0・0・0・21)複勝率0%
・前走間隔2週以内、半年以上、明け(10週以上)5戦目以上(0・0・0・32)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,9秒以上(1・0・0・32)複勝率3,0%
・前走G2以下出走馬で前走から斤量増減あり(0・1・0・51)複勝率1,9%
・前走脚質逃げ(0・0・0・8)複勝率0%
・前走脚質追い込みで6着以下(0・0・0・29)複勝率0%
・前走3勝クラス(0・0・0・10)複勝率0%
・前走OPクラスで4着以下(1・0・0・25)複勝率3,8%
・前走G3で6番人気以下(0・0・0・26)複勝率0%
・前走G2以上で8着以下(0・1・0・25)複勝率3,8%
このデスデータを全て突破した馬は
ショウナンザナドゥ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(C) ?????
データ的にはイチオシ。
ただそれだけでなく斤量面でも推せる。
前走は斤量的に恵まれたが、それでも前走のメンバーレベルを考えると内容的には上出来。
今回も同じく斤量に恵まれ、このメンバー相手なら前走以上の結果も期待できるんじゃないかな。
コメントを残す