このレースは中山競馬場で行われる芝1200m戦。
秋競馬最初のG1レースです。
注目は格のシュネルマイスター、ベスト距離のメイケイエールでしょう。
想定2番人気のナムラクレアも中々の実力馬ではありますが、勝つなら上記2頭のどちらかでは?
オッズ的には上位人気馬に偏りそうなので馬券的に高配当を狙うなら、1着固定の少点数勝負の紐荒れ馬券ではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の脚質傾向です。

これを見ると複勝率では逃げ馬、次いで先行馬。
勝馬なら後方勢といったところでしょう。
そこでまず複勝率が高めの逃げ・先行勢に注目してみます。
逃げ・先行で圏内に入った9頭を見てみるとその全てが…
① 前走4角6番手内
② 前走5着以内
この条件に該当する馬は
ウインマーベル
ファストフォース
メイケイエール
以上3頭です。
意外と該当馬が少ないです。
次いで差しで圏内に入った9頭に注目してみると、その内8頭は…
① 前走4角6番手以下
② 前走G1出走馬以外は5着以内
③ 前走3番人気以内
この条件に該当する馬は
シュネルマイスター
タイセイビジョン
ナムラクレア
以上3頭です。
ちょっと気になるのはシュネルマイスター。
一応条件には当て嵌まっているが、過去10年の圏内馬30頭で1200mの経験が一度もなかった馬は1頭もいない。
この馬の最大の不安点はここですかね。
「 枠順傾向データ 」
以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の枠順傾向です。

これを見ると外枠に好走馬がいない訳ではないが、複勝率・勝馬共に1~8番ゲートに好走馬が多く集まっています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると傾向はさらに顕著になり、10番ゲート以降からは好走馬は僅か1頭。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
と判断します。
特に穴馬を狙うなら内枠に絞った方が良いかもしれません。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
母父に
・米国産ノーザンダンサー系
・米国産ナスルーラ系
です。
3年前まではとにかくミスプロ系を買っておけば良いというような傾向でしたが、近2年の圏内馬を見ると傾向が変わってきています。
中でも特徴を挙げるとすれば6頭中4頭の母父が米国産ノーザンダンサー系とナスルーラ系でした。
今回の該当馬は
ウインマーベル
ダイアトニック
ダイメイフジ
ナムラクレア
ファストフォース
メイショウミモザ
レイハリア
ワールドウインズ
以上8頭です。
近2年の傾向を重視するのであればナムラクレアとメイショウミモザが母父に米国産ノーザンダンサー系を持っています。
「 消去法データ 」
消去法は2014年の新潟開催を除く2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走セントウルステークスで4着以内 or G1で3着以内
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
シュネルマイスター
メイケイエール
以上2頭です。
無難にこの2頭が残りましたね。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 6歳以下
② 前走重賞出走馬は4着以内 or 4番人気以内
③ 前走OPクラス出走馬は1着or1番人気
穴馬が来た年は9年ありますが、その内2013年以外は上記の条件で穴馬が好走しています。
この条件で想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ウインマーベル
サンライズオネスト
タイセイビジョン
テイエムスパーダ
ファストフォース
ヴェントヴォーチェ
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2014年の新潟開催を除く過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,3%です。
・8歳以上(0・0・0・7)複勝率0%
・前走G2クラス以下の敗戦馬の着差コンマ0,9秒以上(0・0・0・16)複勝率0%
・前走G2クラス以下で8着以下(0・0・0・31)複勝率0%
・前走馬体重497キロ以上(0・0・1・35)複勝率2,7%
このデスデータを全て突破した馬は
ウインマーベル
エイティーンガール
サンライズオネスト
タイセイビジョン
ダイアトニック
テイエムスパーダ
トゥラヴェスーラ
以上7頭です。
スプリント戦の割に巨漢馬の好走が少ないのは意外ですね。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) タイセイビジョン
脚質的に後方過ぎるのはネックではあるが、今回の乗り替わりの鞍上は魅力。
昨年3着馬のシヴァージだが、この馬が追い込みから差し馬に脚質転換したのも元々はこの鞍上のお陰。
いつも追い込んで届かずのシヴァージをシルクロードで脚質転換させ勝利に導いた。
近走の充実ぶりは本物で、更に脚質転換に成功させれば更なる前進が可能ではないだろうか。
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