このレースは中山競馬場で行われる芝1800m戦。
登録馬12頭で少頭数ですが、上位人気が予想されるキングスコールは骨折明け。
キングスコールとダノンセンチュリーは過去10年で好走例がない前走新馬組。
ピコチャンブラックは前走G1で惨敗。
マテンロウバローズは過去10年で好走例が少ない前走脚質追い込み。
こうして見ると安心できる馬もあまりいないので波乱もあるかもしれないですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。

これを見ると追い込みはかなり厳しい。
出来るだけ後方脚質の馬は避けたい。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走追い込み以外
② 前走1勝クラス以上で前走上り3位以内 or 4角2番手以内
やはり前走追い込みは良くない。
また決め手がなければ2番手以内の位置を取っていた馬が良い。
これで(9・9・7・47)複勝率34,7%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走芝レースで4着以内で9番人気以内
④ 10番ゲート以内
⑤ キャリア6戦以内
⑥ 関西馬で前走OPクラス以下出走馬は前走2着馬との着差0,2秒以上で1着
この条件で(9・9・6・14)複勝率63,2%になります。
まだ枠順が発表されてないので仮です。
この条件に該当する馬は
フクノブルーレイク
レーヴブリリアント
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。

これを見ると安定しているのは10番ゲート以内ですね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると13番ゲート以降からの好走馬無し。
ただ現時点の登録馬は12頭で回避しそうな馬も出てきそう。
10頭~11頭立てくらいなら枠順は気にしなくてもいいかも。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ストームキャット内包種牡馬
です。
ただ良馬場の時はサンデーサイレンス系の好走率が高いのですが、そうなると出走馬の殆どが対象馬となってしまう(-_-;)
よって今回は上記の傾向だけとします。
ちなみに日曜の予報は曇りのち雨です。
今回の該当馬は
スナークピカソ
以上1頭です。
この馬はノーザンダンサー系でもありキズナやロードカナロアと同じくストームキャット内包種牡馬でもあります。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走脚質追い込み以外
② 前走重賞で4着以内、前走OPクラス以下で1着
③ 前走OPクラス以下で2着馬との着差0,2秒以上 但し 2着馬との着差0,2秒の馬は前走2番人気以内
④ 前走共同通信杯以外のG2・G3出走馬は前走1番人気
⑤ 前走G1出走馬は前走3番人気以内
これで(8・8・4・3)複勝率87,0%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ4番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
キングスコール
以上1頭です。
骨折休養明けで矢作調教師は「八分のデキ、地力に期待」とコメント。
この馬をどこまで信用して良いものか…
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走1勝クラス以上
② 前走G1出走馬以外は前走4着以内
③ 前走9番人気以内
④ 前走中央G1出走馬以外で前走から斤量増馬は除く
⑤ 前走脚質先行・差しで4角8番手以内
⑥ キャリア6戦以内
⑦ 前走OPクラス以下出走馬は前走上り3位以内 且つ 関東馬
これで(2・2・5・4)複勝率69,2%になります。
現時点の予想オッズを見ると4強構成となっているので、予想オッズ5番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
フクノブルーレイク
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,7%です。
・5月以降生まれ(0・0・0・11)複勝率0%
・キャリア3~6戦以外(0・0・0・25)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く5着以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走G1出走馬除く敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く今回斤量増馬(0・0・0・9)複勝率0%
・前走脚質逃げ・追い込み(0・0・0・20)複勝率0%
・前走新馬・未勝利クラス(0・0・0・17)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
フクノブルーレイク
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
データ的には買える材料は揃っている。
そして相手レベルはともかく崩れない安定感は良い。
またデビュー以来全て上り3位以内の末脚も持っている。
地味な馬だが相手なりに走って3着くらいならありそう。
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