このレースは中山競馬場で行われる芝1800m戦。
大荒れは少ないが堅くもない。
近2年は1番人気が消えています。
ただ過去10年の傾向を見ると8番人気以内での決着が9回。
傾向通り攻めていくならある程度買い目は絞れるかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見るととりあえず追い込みは買いたくない。
脚質的には先行・差しがベストでしょう。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質追い込み以外
② 前走上り5位以内
この条件で圏内馬30頭中26頭が該当して複勝率31,7%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 中央所属馬で前走芝1勝クラス以上
④ 前走4着以内
⑤ 前走7番人気以内、但しOPクラス以下は3番人気以内
⑥ 前走馬体重448キロ以上
⑦ 前走間隔14週以内
この条件で(7・9・6・18)複勝率55,0%になります。
この条件に該当する馬は
シックスペンス
チャンネルトンネル
ペッレグリーニ
メイショウタバル
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると10番ゲートまでが安定していますね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると好走馬は12番ゲートまで。
基本的に外枠は割引。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
絞るなら勝ち馬が出ている10番ゲートまでですね。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ロードカナロア
です。
近3年は馬場が悪かった影響かノーザンダンサー系の活躍が顕著。
過去5年で複勝率41,7%になります。
今回の該当馬は
ウォーターリヒト
以上1頭です。
ただ厳密に言うとノーザンダンサー系でもダンチヒ系とヴァイスリージェント系に限定されます。
ウォーターリヒトはストームキャット系なのでややズレるかも…
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走1勝クラス以下馬は2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 or 4角2番手以内
② 前走OP~G2クラス出走馬は3着以内
③ 前走G1で4番人気以内 且つ 4着以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
ウォーターリヒト
シックスペンス
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走1勝クラス~OPクラス出走馬は6番人気以内で4着以内 且つ 4角7番手以内で上り3位以内
② 前走重賞出走馬は3番人気以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ジューンテイク
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,8%です。
・キャリア3~6戦以外(0・0・0・28)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く5着以下(0・0・0・26)複勝率0%
・前走G1出走馬除く敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く5番人気以下(1・0・0・44)複勝率2,2%
・前走G1出走馬を除く今回斤量増馬(0・0・0・10)複勝率0%
・前走脚質逃げ・追い込み(0・0・0・22)複勝率0%
・前走新馬・未勝利クラス(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
チャンネルトンネル
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
強気な飛び級挑戦はオーナーの意向か?
過去傾向からすると多少キャリを積んでいないと厳しいレース。
ただ半姉にG1馬、厩舎力、生産者、鞍上のどれをとっても買い材料。
人気馬だったら不安で軸では買えないが、穴馬としてなら狙う価値はある。
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