このレースは中山競馬場で行われる芝3600m戦。
5年前くらいまでは全く荒れないレースでしたが、アルバートが引退後はそれなりに荒れるレースとなりました。
今回のメンバーを見ても絶対的な軸馬もおらず、人気馬にも不安用が多い。
今年もソコソコ荒れる予感はしますね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見るととにかく上りの脚が重要。
とは言っても追い込みだと分が悪いですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ以外
② 前走上り6位以内
前走逃げ馬以外なら大きな差はなく、前走追い込み馬の成績が悪いということはないですね。
あとはある程度の脚を使っていた馬がいいです。
ここから好走率の高い条件を積み重ねていくと…
② 前走4着以内 or 重賞出走馬は9着以内
③ 前走9番人気以内
この条件で(6・6・7・14)複勝率55,9%になります。
この条件に該当する馬は
アケルナルスター
キングズレイン
マイネルウィルトス
ワープスピード
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると大外枠付近からは好走馬無し。
とにかく外枠はマイナス。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じですね。
13番ゲート以内なら問題ない。
上記のデータを考慮して
14番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・オルフェーヴル
又は
・トニービン内包馬
です。
このブログでよくディープインパクト祭りとは言うことはありますが、これは完全にオルフェーヴル祭りです。
とりあえず対象馬がいたら黙って買いですね。
今回の該当馬は
アイアンバローズ
キングズレイン
シルブロン
ジェットモーション
ヒュミドール
メロディーレーン
以上6頭です。
今年のオルフェーヴル産駒はアイアンバローズ・ヒュミドール・メロディーレーンになります。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走クラスG2以上
② 前走上り6位以内 or 4角5番手以内
上記の条件で10年中8年好走馬がいます。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
キングズレイン
マイネルウィルトス
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝レースで5着以内 or 5番人気以内
② 前走上り6位以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アケルナルスター
ゴールドハイアー
シルブロン
ダンディズム
以上4頭です。
前走アルゼンチン共和国杯組も気になるところですが、複勝率では8%しかなかったので対象からは外して、それ以上に前走の上りを重視しました。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,5%です。
・前走間隔3週以内(0・0・0・12)複勝率0%
・前走G3以下で10着以下(0・0・0・23)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・1・57)複勝率1,7%
・前走馬体重495キロ以上(0・0・0・21)複勝率0%
今回はこのデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
1項目だけ突破できなかった馬が多かったので、2項目以上突破できなかった馬を挙げておきます。
アイアンバローズ
セファーラジエル
ダンディズム
レッドジェネシス
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ?????
近2走は期待を裏切っているが、近5走の鞍上を見ると一流騎手ばかりが騎乗していて素質が見込まれているのだと思う。
長距離適性は3走前に証明済みで問題ない。
あとは前走増加した馬体が絞れればチャンスはあると思う。
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