このレースは東京競馬場で行われる芝2400m戦。
今年は3歳馬 VS 古馬の図式。
基本的に3歳馬が強いレースで、しかも今年は過去10年でも例がないダービー1・2着馬が揃って参戦。
今のところだけど前走国内組のマスカレードボールから入るのが無難な気もしますね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬は全滅。
上り6位以下も良くない。
今回のメンバーを見ると逃げ候補はサンライズアースとホウオウビスケッツ。
ただ2頭ともどうしても逃げたいというタイプではない。
先行勢はアドマイヤテラ・クロワデュノール・コスモキュランダ・ドゥレッツァ辺りで前に行きたい馬は少ない。
基本的に内前有利な傾向があるので、上記の馬が内枠に入るようであれば注目したい。
次にデータ的には好走率が高いのは…
① 前走脚質先行・差し
② 前走上がり3位以内
③ 前走G2クラス以上で前走5番人気以内
④ 前走G2出走馬は前走3着以内
⑤ 前走国内G1出走馬は前走5着以内
国内出走馬限定データではあるが、脚質と前走着順・人気でザックリ絞ると(7・4・4・9)複勝率62,5%である。
これに該当するのはディープモンスター・マスカレードボール・ヨーホーレイクの3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると外枠も来ないことはないが、勝ち馬、複勝率ともに内枠有利。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると意外と内枠有利とは限らない。
外枠で嫌われるなら逆に狙ってみるという手もあり。
ちなみに4番人気以内なら…
これを見ると7番ゲート以内の複勝率は非常に優秀。
外枠の人気馬は切る材料としては十分。
上記のデータを考慮して
4番人気以内馬限定で1~7番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
母父に
・ロベルト系
又は
・トニービン内包馬
です。
特に近2年は好走馬6頭中5頭がトニービン持ちです。
今回の該当馬は
アドマイヤテラ
サンストックトン
ジャスティンパレス
ダノンベルーガ
ディープモンスター
ドゥレッツァ
ホウオウビスケッツ
マスカレードボール
ヨーホーレイク
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走海外出走馬は除く
③ ノーザンファーム生産馬・社台系生産馬以外は関西馬で前走3着以内
④ 3歳馬は前走2着以内 or 2番人気以内
⑤ 牝馬は前走G1出走馬
⑥ 前走G2出走の関東馬は前走1着
⑦ 前走G1出走馬は前走6番人気以内
これで(10・8・8・8)複勝率76,5%になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
マスカレードボール
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下、牝馬は4歳以下
② キャリア8~23戦
③ 前走G2クラス以上出走馬
④ 外国馬・地方馬は除く
⑤ 前走馬体重460キロ以上(前走海外遠征馬は直近行内戦を参考)
⑥ 前走国内出走馬は前走4角3~9番手
⑦ 前走G2出走馬は前走3番人気以内で4着以内 且つ 上がり3位以内
⑧ 前走国内G1出走馬は前走9番人気内で敗戦馬の着差0,8秒以内
➈ 前走海外G1出走馬は前走5番人気以内
これで(1・5・2・3)複勝率72,7%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
シンエンペラー
タスティエーラ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は6,5%です。
・6歳以上(0・0・0・49)複勝率0%
・前走G2以下の関東馬(0・0・0・20)複勝率0%
・ノーザンファーム生産馬・社台系生産馬以外(0・1・0・65)複勝率1,5%
・前走国内戦で馬体重469キロ以下の牡馬・セン馬(0・0・0・16)複勝率0%
・前走国内戦で4角10番手以下(0・0・0・39)複勝率0%
・前走G3クラス以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G2戦で3番人気以内で4着以内 且つ 敗戦馬の着差0,2秒以内馬 且つ 上り3位以内馬以外(0・0・0・37)複勝率0%
・前走国内G1戦で9番人気以内で敗戦馬の着差0,8秒以内馬以外(0・0・0・25)複勝率0%
このデスデータを全て突破した穴馬は
タスティエーラ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
データだけで言えば穴馬はタスティエーラと言いたいのですが、ソコソコ人気になりそうな気がする。
人気が無ければ穴馬として推しますが、今回はタスティエーラ以外の馬を推奨します。
ジャパンカップ過去10年の6歳以上馬は現在のところ(0・0・0・50)である。
ただ今年の天皇賞秋も似たような傾向だったにもかかわらず、過去10年で(0・0・0・42)の6歳以上馬が好走した。
よって天皇賞秋の記事で書いた文言をそのままコピペ(;^_^A
「前走国内G1で3着以内に好走した6歳以上のG1馬の参戦は過去10年でこの馬が初めて」
ちなみに過去10年で前走最先着だった天皇賞秋4着の6歳馬サンレイポケットはジャパンカップ4着。
この理論から言うと6歳以上馬でも前走ハイレベルな戦いをした高齢馬ならやれるんじゃない?
年齢を見なければ普通に買える馬。
多分今回も年齢が嫌われて過剰に売れることもないだろう。
ということで天皇賞秋に続きこの馬を2戦連続週中推奨穴馬として推します。



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