このレースは札幌競馬場で行われる芝1800m戦。
今年のメンバーを見ると昨年の3着馬アルジーヌの1強ムード。
ヴィクトリアマイル4着馬で今が充実期。
過去10年で見ても1番人気は3勝だが、複勝率は70%で軸としてはある程度信頼できそう。
素直にこの馬から馬券を組み立てるのがベストかもしれませんが、外枠に入るようならこの馬が消えた馬券も狙っていくのもアリかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の函館開催を除く過去9年の脚質傾向です。

これを見る上り6位以下の成績が良くないということ以外はあまり特徴は ない。
ソコソコの上りがあれば問題なさそう。
今回のメンバーを見るとアリスヴェリテが大逃げを打ってハイペースになりそうだが、2番手以下の先行勢はクリスマスパレード・コンクシェル・ビヨンドザヴァレー・フィールシンパシー・レーゼドラマ辺りで実質ミドルペースくらいか。
あまり脚質に拘らなくても良さそうで、以下で紹介するが脚質より枠順に拘った方が良いのではないでしょうか。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の函館開催を除く過去9年の枠順傾向です。

これを見ると1・2番ゲートの成績が突出しており、それ以外は特に大きな差はない
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると1・2番ゲートは別格として、11番ゲート以降の成績は落ちますね。
また前走クラスでも特徴があったので紹介しておくと、前走G2以下馬の枠順成績は…

6番ゲート以内の成績が非常に優秀です。
前走G1出走馬以外、要はやや能力が劣る馬は内枠の利を活かして好走していることが分かります。
上記のデータを考慮して
1~6番ゲート有利
11番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
札幌開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ヴィクトワールピサ
・ゴールドシップ
又は
母父に
・ダンチヒ系
又は
母父or母母父に
・ナスルーラ系
です。
上記の条件で2022年のローザノワール以外の14頭が該当します。
今回の該当馬は
アリスヴェリテ
アルジーヌ
ココナッツブラウン
ドナベティ
パレハ
フィールシンパシー
フェアエールング
レーゼドラマ
以上8頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 6歳以上馬は前走G1で4着以内
② 前走海外遠征馬を除き前走馬体重420~490キロ
③ 前走OPクラス以上
④ 前走ローカル開催出走馬は除く
⑤ 前走G1で10番人気以下馬は前走4着以内
⑥ 前走G3以下出走馬はキャリア20戦以内
⑦ 3歳馬は前走3着以内 or 3番人気以内
これで(6・7・5・4)複勝率81,8%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アルジーヌ
クリスマスパレード
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

① 4~6歳
② 斤量55キロ
③ 前走敗戦馬の着差0,7秒以内
④ 前走から斤量±2,5キロ以上馬は除く
⑤ 前走馬体重479キロ以下
⑥ 前走脚質追い込み以外
⑦ 前走OP・G1出走馬は除く
⑧ 前走距離1800~2000m
⑨ 前走3勝クラス以下出走馬は前走4着以内で上がり5位以内
⑩ 前走2勝クラス出走馬は2着馬との着差0,2秒以上
これで(3・3・4・4)複勝率71,4%になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
パレハ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は13,9%です。
・4~6歳以外(0・0・0・9)複勝率0%
・斤量55キロ以外(0・0・0・15)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,8秒以上(0・0・0・36)複勝率0%
・前走馬体重490キロ以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・0・13)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・13)複勝率0%
・前走OPクラス以下で4番人気以下(0・0・1・19)複勝率5,0%
このデスデータを全て突破した穴馬はいませんでした。
よって7項目中6項目を突破した馬を挙げておきます。
アリスヴェリテ
ドナベティ
パレハ
フィールシンパシー
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
このレースで6番人気以下から好走した穴馬は着順が悪くても構わない。
ただ先程のデスデータでも紹介したが着差0,8秒以上(0・0・0・36)の馬は強くは推せない。
除外対象馬を除く6番人気以下馬で残った馬はこのデータだけで既に2頭しか存在しない。
シンプルイズベスト、この2頭は買い目に入れようと思う。
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