このレースは中山競馬場で行われるダート1200m戦。
ダートで行われる唯一のスプリント重賞です。
個人的にはリュウノユキナに注目。
2年連続好走中でこの馬の安定感は半端ない。
ただ高齢馬なのでソロソロ衰えもきそうですが、3年連続好走はあるでしょうか?
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると後方勢が30頭中20頭で有利ではあるが、先行勢も無視はできない。
そこで前走脚質を見てみるとどの脚質もそれなりに好走しているが、勝率・複勝率で優秀なのは…
① 前走ダートで脚質逃げ・差し
先行・追い込みも要らない訳ではないが差別化するならこの2脚質。
ここから好走率の高い条件を積み重ねると…
② 5歳以下
③ 前走9番人気以内
④ 前走8着以内
⑤ 前走距離ダート1200~1400m
この条件で(7・4・3・11)複勝率56,0%になります。
この条件に該当する馬は
タガノクリステル
テイエムトッキュウ
デュアリスト
メタマックス
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると特筆すべきは1番ゲート。
ただそれ以外で見ると外枠の方が好成績。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると1番ゲートと7番ゲート以降が良いですね。
言えることは1番ゲート以外の内枠は良くない。
上記のデータを考慮して
1・7番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
ヴァイスリージェント系は5年連続で好走中です。
また3年連続で父or母父にミスプロ系が好走していますが、それを対象とすると今回の殆どの馬が対象となってしまうので止めました。
今回の該当馬は
リュウノユキナ
以上1頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G2以下出走馬で3番人気以内 且つ 5着以内
② 前走JBCスプリント出走馬で5番人気以内
現時点の予想オッズでは5強構成となっているので、上位5頭を上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
リュウノユキナ
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上で3着以内 or 3番人気以内
② 前走JBCスプリント出走馬
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
アイスリアン
オーロラテソーロ
オメガレインボー
カイザーメランジェ
デュアリスト
ラプタス
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,2%です。
・斤量56キロ以下(0・0・0・16)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走10番人気以下(0・0・1・26)複勝率3,7%
・前走から斤量2キロ以上増(0・0・0・11)複勝率0%
・前走馬体重513キロ以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・13)複勝率0%
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
オメガレインボー
デュアリスト
ベルダーイメル
ラプタス
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
ここを☟クリック
(C) ?????
G3戦では10走して複勝率50%と安定して走り。
近2走は期待を裏切っているが、ハンデ戦で斤量を結構背負った。
しかし別定戦となれば状況は変わってくるはず。
能力的にはこのメンバーなら勝ち負けできるくらいの力は持っている馬だと思います。
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