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オーシャンステークス2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中山競馬場で行われる芝1200m戦。

昨年も大荒れしましたが、今年のメンバーを見ると1番人気想定がビアンフェ。

ハイペース確実であろうメンバー構成で大荒れムードが漂います。

馬券的には今週3重賞の中で1番面白そうなレースですね。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると逃げ馬の成績がズバ抜けて良く、先行馬の複勝率も高い。

昨年は前に行った3頭で決まったことで昨年より逃げ・先行馬の複勝率が更に高くなった。

しかしながら勝ち馬7頭中4頭が上り1・2位馬であるように後方勢も侮れないレースでもある。

 

そこで今回の登録馬を見てみると、逃げ馬はデトロイトテソーロ・ビアンフェ・ファストフォースの3頭。

その他、近5走中4回以上先行している馬はキルロード・サヴォワールエメ・スマートクラージュ・ビオグラフィーの4頭。

今年はどう考えてもペースが速くなりそうで、後方勢有利なレースになるのではないか。

 

そこで過去に差し・追い込みで圏内に入った10頭と上り2位以内で圏内に入った4頭を調べてみた。

重複馬もいるので計11頭となるが、その11頭の共通する点を調べてみた。

そしてその内8頭が…

 

① 前走重賞出走馬以外は4着以内
② 前走5番手以下 又は 上り3位内

*前走海外遠征馬は2走前を対象

 

この条件に該当する馬は

 

ナランフレグ
マイネルジェロディ
マリアズハート

 

以上3頭です。

有力所で言えばナランフレグに期待ですが、脚質的にさすがに後ろ過ぎてちょっと心配な部分もありますね。

 


枠順傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去7年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると複勝率では15・16番ゲート以外は特に問題なさそう。

ただ今年は珍しくフルゲート割れは確実で、大外枠は気にしなくてもよいかも。

あと勝ち馬で見ると7~14番ゲートで6勝、6番ゲート以内で1勝。

内過ぎず外過ぎずくらいの配置が良いかもしれない。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見るとはっきりした傾向が見られます。

先程内過ぎず外過ぎずくらいの配置が良いかもと言いましたが、この傾向はそれに近い感じです。

 

上記のデータを考慮して

 

4~12番ゲート有利(穴馬限定)
15番ゲート以降不利(全体傾向)

 

と判断します。

あと頭で狙うならやはり7番ゲート以降を重視したい。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ミスプロ系
・ダイワメジャー

です。

昨年の記事でも言ったのですが、このレースのダイワメジャー産駒の好走は全てナックビーナスだけのもの。

ただダイワメジャー産駒は2017年以降のサンプル数20レース以上の種牡馬で同コース複勝率第2位という成績。

そういう意味も含め推奨種牡馬としました。

 

今回の該当馬は

 

キルロード
サヴォワールエメ
ダイメイフジ
デトロイトテソーロ
ビオグラフィー
ファストフォース
ボンボヤージ

 

以上7頭です。

ちなみに今年のダイワメジャー産駒はサヴォワールエメだけです。

流石に厳しいかな。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走G1出走馬
② 前走G2・G3出走馬は5着以内or5番人気以内 且つ 上り3位以内or4角4番手以内
 前走OPクラス以下出走馬は4着以内で3番人気以内

 

この条件で人気馬総崩れだった2012年を除く過去9年全てで好走馬が出ています。

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

ジャンダルム
スマートクラージュ
ナランフレグ

 

以上3頭です。

一応この3頭が残ったが、ジャンダルムは出遅れて遥か後方だったり、まともにスタートを切れば番手で競馬をしたりとよくわからない馬。

ナランフレグは近走成績が安定しているが常に最後方に近い位置からの競馬。

軸にするにはちょっと怖い。

だからと言って消えたビアンフェは今回同型が多いし…となると上位人気で一番安心して見てられそうな馬は好位追走ができそうなスマートクラージュかな…でもこの馬の想定騎手が岩田望来騎手だし…どの馬も不安だ(-_-;)

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 5~8歳
② 前走重賞で一桁着順or一桁人気
③ 前走OPクラスで4着以内 

 

穴馬が好走した年は8年ありますが、この条件でその8年全ての馬が好走しています。

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

デトロイトテソーロ
ビオグラフィー
ファストフォース
マリアズハート

 

以上4頭です。

この中でマリアズハート以外は主張したそうな馬ばかり。

今回のメンバーを考えるとマリアズハートが一番展開が向きそうではあります。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,8%です。

 

・4歳馬(0・0・1・18)複勝率5,6%
・前走1着馬(0・0・0・19)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差2,3秒以上(0・0・0・6)複勝率0%
・前走馬体重463キロ以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・12)複勝率0%

 

今回はこのデスデータを全て突破した馬の方が多かったので、逆に突破馬を載せます。

 

ダディーズビビッド
ビオグラフィー
ボンボヤージ
マイネルジェロディ

 

以上4頭です。

このレースは何故か前走成績が悪い馬の方が活躍していたり、活きの良いはずの4歳馬も不振傾向。

前走1着のビオグラフィーや4歳馬のマイネルジェロディは成績的には狙いたい馬ではあるがデータ的にはマイナスです。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

展開・コース適性・過去データを考慮すると現時点ではこの馬が最有力。

今回は明らかにペースが流れるであろう中で安定した末脚を持つ。

同コース実績は(3・3・0・1)複勝率85,7%という抜群の成績でOPクラス実績も含まれている。

展開・コース共にベスト条件が揃いそうな今回は買うしかないでしょう。

 


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