このレースは京都競馬場で行われる芝2200m戦。
昨年は堅かったですが、例年荒れる傾向があるレースです。
今年はレガレイラが出走予定で中心的存在。
メンバーを見渡すと……このメンバーでレガレイラが消えるか?
とは言え前走大外枠ではあったがまさかの5着。
脚質的にも危うさはある。
素直にレガレイラか、それともレガレイラ以外から勝負か、枠順が決まるまで悩みそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬は壊滅状態。
逃げ馬も悪くはないですが、基本は先行・差しでしょう。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ以外
② 前走上り4位以下は4角5番手以内
前走脚質で見ると意外と追い込みは悪くなく5頭好走馬がいます。
また上りが遅いのに前の位置を確保できなかった馬は良くないですね。
これで好走馬21頭中19頭が該当。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走G2クラス以上
④ 前走距離2200m以下
⑤ 栗東所属騎手
⑥ 前走8番人気以内で7着以内
⑦ 前走馬体重440キロ以上
この条件で(6・5・5・9)複勝率64,0%になります。
この条件に該当する馬は
レガレイラ
以上1頭です。
一応残ったけどこの馬は追い込みだからどうだろう…
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
これを見ると13番ゲート以降から好走率が一気に下がります。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じく極端に外は良くなさそう。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ステイゴールド系
・ハーツクライ系
です。
昨年はハーツクライ系が2頭好走しています。
今回の該当馬は
サリエラ
ハーパー
フェアエールング
ライラック
レガレイラ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走牝馬限定G1で3着以内
③ 前走府中牝馬ステークスで2番人気以内 or 2着以内
④ 前走牡馬混合G2クラス以上で3着以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は
該当馬無し
以上0頭です。
まさかの該当馬無し。
本当に今年はレベルが低いな。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走府中牝馬ステークスで7着以内 且つ 上り3位以内 or 4角2番手以内
② 前走G1 or 古馬混合重賞出走馬で上り3位以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
シンティレーション
ルージュリナージュ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,2%です。
・前走間隔4~10週以外(0・0・0・30)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く8着以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,0秒以上(0・0・0・19)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・0・39)複勝率0%
・前走距離芝1800~2200m以外(0・0・0・22)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
シンティレーション
ルージュリナージュ
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
前走は展開的に恵まれたとは思うが、ブレイディヴェーグとほぼ同位置から上り同タイム。
そしてマスクトディーヴァには先着した。
嵌ったとは言え中々できる芸当ではない。
前走くらいのパフォーマンスが出せれば今回のメンバー相手なら圏内の可能性は十分ある。
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