このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。
NHKマイルカップの前哨戦として2018年から4月開催となっています。
昨年は1着馬ダノンスコーピオンがNHKマイルでも1着になっていますが、今年はG1を狙えるような馬がいるようには思えず…と思っていたらユリーシャに完敗したコナコーストが桜花賞2着。
この馬には注目ですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が開催時期が変わった2018年以降の過去5年の脚質傾向です。
これを見ると上り3位以内の馬と4位以下の複勝率に大きな差があります。
追い込み馬の成績を見てもわかる通り、決め手勝負のレースと言えそうです。
そこで前走脚質から調べてみると意外なことに前走上りが3位以内だった馬も、4位以下だった馬も複勝率では大きく違わない。
ただ最も好走している脚質は…
① 前走脚質差し
勝率・複勝率共にトップである。
そしてその差し馬をクラスで分けて考えると…
② 前走1勝クラス以下
③ 芝1400m~1600m
④ 前走上り2位以内で2番人気以内で1着
この条件で(0・2・1・2)複勝率60%となります。
この条件に該当する前走1勝クラス以下馬は
ナヴォーナ
以上1頭です。
*但しこの馬は抽選対象です。
次いで前走OPクラス以上だった馬で見てみるとまず先程と同じように…
① 前走OPクラス以上の差し馬
もうこの条件だけで複勝率が50%以上となっています。
ただもう少し条件を絞ると…
② 前走4番人気以内 or 2着以内
この条件で(4・1・0・2)複勝率71,4%になります。
この条件に該当する馬は
フミサウンド
以上1頭です。
*但しこの馬は抽選対象です。
「 枠順傾向データ 」
以下が開催時期が変わった2018年以降の過去5年の枠順傾向です。
これを見ると好走馬は9~14番ゲート付近に集まっています。
ただ6番ゲートからも2勝しています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると9~14番ゲートで中枠付近が好調です。
上記のデータを考慮して
6~14番ゲート有利
と判断します。
ただ先週はBコース替わり初週ということもあり内枠先行が有利でした。
このような傾向にならない可能性もありますが、昨年もBコース替わり2週目で結果的には中枠付近の馬が好走しています。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・ステイゴールド系
又は
母父or母母父に
・ナスルーラ系
です。
特に近2年はロードカナロア産駒が3頭も馬券になっており要注意種牡馬ですね。
今回の該当馬は
アイルシャイン
オーシャントライブ
オオバンブルマイ
カルロヴェローチェ
ティニア
ナヴォーナ
ランスオブサウンド
以上6頭です。
*ただし赤字の4頭は抽選対象馬です。
「 消去法データ 」
消去法は2018年以降の過去5年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1400~1800m
② 前走重賞で4番人気以内 or 3着以内
③ 前走OPクラス以下で2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
カルロヴェローチェ
ナヴォーナ
以上2頭です。
*ただし赤字の1頭は抽選対象馬です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1400以上
② 前走上り4位以内 or 4角3番手以内
③ 前走重賞で4着以内 or 5番人気以内
④ 前走OPクラス以下で2番人気以内で1着
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
ショーモン
スカイロケット
タガノシャーンス
トーホウガレオン
ドクタードリトル
以上5頭です。
*ただし赤字の2頭は抽選対象馬です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去5年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,9%です。
・関東馬(0・0・0・8)複勝率0%
・キャリア7戦以上(0・1・0・17)複勝率5,5%
・前走重賞で5着以下、OPクラス以下で2着以下(0・1・0・34)複勝率2,8%
・前走脚質追い込み(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
システムリブート
ショーモン
スカイロケット
タガノシャーンス
ティニア
トーホウガレオン
ヤクシマ
以上7頭です。
*ただし赤字の2頭は抽選対象馬です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
ここを☟クリック
(B) ?????
前走は大幅馬体増ながら見事勝利。
デビューから約30キロ近く増えている馬格は魅力。
同コースも重賞含め2戦好走済み。
鞍上も先週の桜花賞で波に乗ってくるか?
人馬共にその勢いに期待します。
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