今回はアンタレスステークス2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
よろしければ皐月賞2021とアーリントンカップ2021の記事も書いているのでご覧ください。
このレースは阪神競馬場で行われるダート1800m戦。
ダート重賞というと荒れるイメージですが、このレースは比較的堅い決着が多い。
ただメンバーを見る限りでは決して堅いと言い切れる程ではないので、諦めずに狙っていきます。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が京都開催だった2011年を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると勝率・複勝率ともに先行馬が断然有利。
そして上り3位以内で9戦中8勝を挙げています。
ここ辺りに注目して調べると、まず上り3位以内で1着になった馬8頭中7頭に共通する点は
①前走重賞組or仁川S組
②前走3着以内 且つ 4番人気以内
③前走4角4番手以内
これに該当するのはアナザートゥルース・ロードブレスの2頭。
次いで先行馬で圏内に入った12頭中10頭に共通する点は1着馬の条件と似ていますが
①前走重賞組or仁川S組
②前走3着以内
③前走4角4番手以内
ちなみに例外2頭は前走G1組でした。
これに該当するのは上記の条件と重複するアナザートゥルース・ロードブレスを除くとレピアーウィットの1頭のみです。
次は枠順傾向です。
以下が京都開催だった2011年を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると14番ゲート以降の複勝率がイマイチ。
あと勝馬が8~13番ゲートに密集しているのが特徴ですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると大外枠付近からは好走馬は出ていないですね。
上記のデータを考慮して
14番ゲート以降不利
1着狙いなら8~13番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
・ヴァイスリージェント内包馬
・ダンチヒ内包馬
です。
上記の表には詳しく載せていませんが、ヴァイスリージェントやダンチヒ持ちの馬が好走傾向にあります。
例えば2020年1着ウェスタールンド・2018年グレイトパールはヴァイスリージェント持ち、2019年1着アナザートゥルース・2017年1着モルトベーネはダンチヒ持ちです。
今回の該当馬は
アナザートゥルース
アルドーレ
グリム
ケイアイパープル
ケンシンコウ
テーオーケインズ
ネオブレイブ
メイショウカズサ
レーヌブランシュ
レピアーウィット
以上10頭です。
除外対象馬は入れていません。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
京都開催だった2011年を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 牡馬・セン馬
② 前走重賞組or仁川S組
③ 前走2着以内or2番人気以内
④ 前走馬体重470キロ以上
⑤ 前走4角4番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ロードブレス
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 牡馬・セン馬
② 前走重賞組
③ 前走距離1800m以上
④ 前走馬体重470キロ以上
⑤ 前走4着以内or4角2番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は7回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ケイアイパープル
ナムラカメタロー
レピアーウィット
以上3頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
前走は中山巧者だったので推奨穴馬として取り上げ激走した。
ただ今回は初の阪神競馬になるのでその点は微妙だが、血統傾向・脚質傾向・穴馬消去法の3項目で全て名前が挙がった。
個人的な採点では評価が高いので、中山巧者というのは目を瞑って狙てみたいと思います。
(B)
2年前の当レース好走馬であり、前走は1年以上ぶりの休み明けながら4着。
その時コンマ3秒差の3着馬が東京大賞典3着・南部杯3着のモジアナフレイバーならよく走ったと言えると思う。
今回は叩き2戦目で前進が見込めそう。
あと大半の一流どころの騎手は皐月賞の関係でこのレースには乗っていない。
今回の鞍上は過去5年で同コース複勝率40%超えという点も買い材料の一つです。
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