今回はアルテミスステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
現時点の想定オッズを見ると母にG1馬を持つフォラブリューテが1倍台の断然オッズ。
鞍上もルメール騎手となれば当然と言えば当然か。
ただ母ブルーメンブラットは8頭の産駒を輩出していますが重賞勝ち馬は無し。
それどころか最高成績は2勝クラス勝ちしかありません。
前走は確かに圧勝だったが、そのレースレベルも疑問。
この馬が消えるか、せめて2・3着だと馬券的には面白くなるのですが…
まずは脚質傾向から見ていきます。
2014年にG3に格上げされてからの過去7年の脚質傾向は以下の通りです。
これを見ると複勝率では逃げ・先行が圧倒的有利。
ただ上り1位の成績も侮れない。
まず逃げ・先行馬から調べてみると逃げ・先行で圏内に入った10頭中9頭は
前走4角4番手以内(上りや着順はそれほど問わない)
次いで前走上り1位で圏内に入った6頭は全て
前走上り2位内で1着 且つ 4角5番手以内
両データで共通するのは前走4角位置がある程度前目でなければならないということ。
キャリアの浅い2歳戦なので脚質や上りはまだ未知数な部分が多い。
ただ前走4角5番手以内、この条件だけはクリアしていた方が良い。
ちなみに過去7年の圏内馬21頭中18頭が前走4角5番手以内。
もちろんこのくらいの条件ならクリアしている馬の方が多いが、逆にクリアしていない馬は割引材料。
今回この条件をクリアしていない馬はシンシアウィッシュ・フォラブリューテ・ベルクレスタ・ミントの4頭。
上位人気が予想されるフォラブリューテ・ベルクレスタにとっては嫌な材料ですね。
次は枠順傾向です。
こちらも2014年にG3に格上げされてからの過去7年の枠順傾向です。
最内枠付近とフルゲート時の大外枠付近がやや成績が悪く見える。
ただ今回の登録馬は11頭なので、外枠の成績の悪さは気にしなくて良い。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
現時点の登録馬は11頭立てなので、11番ゲート以内の穴馬を見るとやはり内枠の1・2番ゲートの成績はイマイチ。
上記のデータを考慮して
1・2番ゲート不利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
・ヴァイスリージェント内包馬
です。
ディープインパクト産駒も好成績ですが、クロフネを代表とするヴァイスリージェント内包馬が4年連続で好走中です。
2019年のビッククインバイオ・2017年のラテュロスもヴァイスリージェント内包馬で今年は人気薄ですがヴァンルーラーが該当します。
今回の該当馬は
ロムネヤ
ヴァンルーラー
以上2頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去7年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1500m以上
② 前走重賞で3着以内 且つ 上り3位以内
③ その他路線組は前走2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去7年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は7回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
フォラブリューテ
ベルクレスタ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去7年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走新馬・未勝利組は1番人気で1着 且つ 上り2位以内
② 前走1勝クラス以上は5着以内 且つ 上り3位以内or4角2番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去7年で6回。
そしてその6回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
シンティレーション
ミント
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) ?????
新馬戦で2着に敗れたが相手は札幌2歳ステークスで2番人気にまでなった馬。
3着以下は大差でその時の3着馬も既に勝ち上がっている。
そして次走は逃げ切りで圧勝。
新馬戦で控える競馬もできているように逃げなくても競馬は出来る。
鞍上も積極策が売りで、逃げなくてもいいので前目での競馬に期待します。
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