このレースは東京競馬場で行われる芝2500m戦。
今年のメンバーを見ると上位人気は重賞は全て着外のスティンガーグラス、斤量59,5キロのレーベンスティールとローシャムパーク、牝馬のホーエリートと不安要素はどの馬にも十分ある。
とは言っても下位人気馬もそれ程惹かれる馬はいないんだよな。
荒れそうで荒れない?
荒れなさそうで荒れる?
どっちだろうか…
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬は全滅。
上りも5位までが良さそう。
そこで前走脚質で見ると好成績なのが…
・前走3勝クラスで4角7番手以内で上がり4位以内(2・2・6・3)複勝率76,9%…該当馬無し
・前走G1で4角13番手以内で上がり10位以内(4・1・1・3)複勝率66,6%…該当馬無し
ただ該当馬がいないんですよね。
そこで展開面を見てみると前に行きたそうな馬は僅かで、前走前に行った馬は先行のプラダリア・レーベンスティール、逃げのミステリーウェイの3頭だけ。
ただレーベンスティールは本来先行馬ではない。
これなら今年は前残りも十分あり得るか?
他に前に行きそうなを馬となると先程の2頭以外だとホーエリートとマイネルカンパーナ辺りかとは思うが断言はできない。
有力馬含めこれだけ後方勢の馬が揃ったのなら、個人的には前走大逃げ勝利のミステリーウェイは面白いかも。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると内外で有利不利は感じられない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降からの好走馬は2頭だけ。
ただこの2頭は共に当日5番人気だった馬。
つまり6番人気以下で11番ゲート以降(0・0・0・38)になります。
とにかく穴馬に関しては内枠から。
上記のデータを考慮して
11番ゲート以降不利(6番人気以下)
と判断します。
上位人気馬に関しては複勝率で内外で大きな差はありません。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
母父に
・ディープインパクト
・クロフネ
又は
父or母父に
・ロベルト系
又は
父母父or母母父に
・トニービン系
です。
上記の系統で好走馬16頭中15頭が該当します。
今回の該当馬は
ギャラクシーナイト
サスツルギ
シュトルーヴェ
セレシオン
プラダリア
ホーエリート
ボーンディスウェイ
ボルドグフーシュ
ワイドエンペラー
以上9頭です。
上位人気のスティンガーグラス・レーベンスティール・ローシャムパークはどの傾向にも該当せず。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走から斤量1,5キロ以上増馬は除く
② 前走G3以下で今回斤量増馬は除く
③ 前走4角2~13番手
④ 前走OPクラス以下出走馬は前走1着で4角7番手以内
これで(8・5・8・5)複勝率80,7%になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ホーエリート
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走3勝クラス以上
② 前走8着以内
③ 前走8番人気以内
④ 前走4角3番~12番手
⑤ 牡馬・セン馬の前走馬体重460~499キロ
⑥ 前走から斤量増馬は除く
⑦ 前走G3クラス以下で今回斤量57キロ以上馬・関西馬・6歳以上馬は前走3着以内
⑧ 前走3勝クラス出走馬は前走距離2400m以上で上り3位以内
これで(2・5・3・7)複勝率58,8%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ディマイザキッド
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,4%です。
・前走間隔14週以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走9着以下(0・0・0・41)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・0・56)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・16)複勝率0%
・牡馬・セン馬の前走馬体重460~499キロ以外(0・0・0・49)複勝率0%
・前走4角3~12番手以外(0・0・0・34)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ディマイザキッド
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
5番人気以下から穴馬を選ぶならディマイザキッドを選ぶのだが、まあまあ人気になると思うんですよね。
よって穴馬を挙げるなら予想オッズ6番人気以下から挙げたい。
近走の馬柱を見るとピークは過ぎたという見方もできるが、よくよく見ると距離適性外やG1であったなど言い訳材料はある。
距離2400~2500mのG2以下なら(4・1・0・0)である。
斤量面でも嫌われると思うが、G2戦のトップハンデ58,5キロで勝利経験もある。
年齢的にも老け込む歳でもなく、条件ベストな今回は人気以上に走ってくれるんじゃないかな。
あとは内枠が欲しい。



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