このレースは新潟競馬場で行われる芝1000m戦。
昨年は人気馬総崩れ。
内枠からも好走馬が2頭も出て大波乱。
近年セオリーを覆す内枠馬が好走しているので予想も難しくなっています。
今年の穴は内か外かどちらでしょう。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では逃げ・先行だが、侮れないのが追い込み馬で近2年で4頭もの好走馬が出ている。
他にも近年はセオリー無視の内枠の馬が来たりと徐々に傾向が変わってきたか?
そこで前走脚質を見てみると正直これと言った特徴がない(-_-;)
強いて言えば前走上り4位以下の好走数が多いくらい。
但し複勝率は特筆する内容ではない。
そこでもう少し掘り下げて調べてみると…
① 前走韋駄天ステークス、5~7月開催スプリント重賞出走馬
② 前走上り6位以内 or 前走4角4番手以内(1000m戦は400m地点の通過順位)
レースを限定するとある程度脚質の傾向が出てきました。
この条件で(8・8・4・37)複勝率35,1%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走韋駄天ステークス出走馬は4着以内 且つ 6番人気以内
④ 前走重賞出走馬の敗戦馬の着差0,3秒以内 且つ 9番人気以内
この条件で(7・6・2・9)複勝率62,5%になります。
この条件に該当する馬は
ウイングレイテスト
チェイスザドリーム
ファイアダンサー
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると基本的には中枠より外が良い。
9番ゲートから外ですかね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠優勢ですが近3年で見ると…
1~5番ゲート(1・0・3・16)複勝率20,0%
6~18番ゲート(1・1・1・31)複勝率8,8%
好走率はむしろ内枠が良い。
穴馬に関してはひと昔前のイメージは捨てた方が良いかもしれない。
なぜ急に内枠の馬が好走するようになったかは謎ですが、とりあえず穴馬の枠順はフラットくらいで考えたい。
上記のデータを考慮して
とりあえず…枠順有利不利無し
と判断します。
基本的には外枠有利なのかもしれないが、以前のように内枠は軽視という考えは止めておきます。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
・父ミスプロ系×母父サンデーサイレンス系
です。
ミスプロ系の好走率がかなり高いですが、母父がサンデーサイレンス系になるとさらに高くなり複勝率42,9%になります。
今回の該当馬は
マイヨアポア
リプレーザ
以上2頭です。
毎年1頭以上の好走馬が出ているので、人気薄の2頭ですが穴馬候補に入れておきたいですね。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上で9番人気以内で3着以内
② 前走4角5番手以内
2016年以降は前走前目で競馬をしていた馬の好走が目立ちます。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウイングレイテスト
チェイスザドリーム
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走芝1200m以下
② 前走7着以内
厳密に言えば前走8番人気以内で上り8位以内という条件を設けたいが、そうすると対象馬がいなくなってしまうので条件を緩めました。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
グレイトゲイナー
マイヨアポア
マウンテンムスメ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,0%です。
・8歳以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走間隔11週以上(1・0・0・20)複勝率4,7%
・前走8着以下(0・0・1・62)複勝率1,6%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・1・23)複勝率4,1%
・前走9番人気以下(0・0・2・57)複勝率3,3%
・前走から斤量増減なし(0・0・1・30)複勝率3,2%
・前走馬体重456~494キロ以外・(0・1・0・51)複勝率1,9%
・前走距離1400m以上(0・0・0・18)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
マイヨアポア
以上1頭です。
分母で見ると前走8着以下というデータは結構信頼できるかな。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
この馬だけは絶対買いたい。
血統傾向は文句なし。
過去の穴馬傾向も文句なし。
鞍上はこのレースで2勝。
前走の敗戦は長期休養明けで明らかな太目残りなのでノーカウントで良いだろう。
その前走でも大きく負けたわけでもなく、一叩きした今回は上昇が見込める。
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