このレースは阪神競馬場で行われるダート1800m戦。
今年の注目は何と言ってもオメガパフュームではないでしょうか。
この馬の最終目標は東京大賞典の5連覇であってここではない。
斤量も59キロという過酷斤量。
ちなみにこのレース過去10年で58キロ以上背負った馬の成績は(0・2・2・10)で未勝利、その内59キロを背負った馬の成績は(0・0・1・3)です。
このレースが荒れるかどうかはこの馬次第ではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
阪神開催は今年でまだ僅か3回目ですが、過去2回のデータでかなり偏った特徴があったので阪神開催2回分のデーでを参考としました。
以下が過去2年の脚質傾向です。
これを見ると脚質からはどこからでも入れそう。
ただ圏内に入った計6頭の前走脚質を見ると面白いことが分かりました。
それが以下のデータです。
全ての馬が前走後方でレースを進めていた馬ばかりでした。
逃げ・先行馬で圏内に入った馬でさえも前走脚質は差し馬・追い込み馬でした。
よって条件としては
① 前走初角4角共に5番手以下
ただこれだけでは対象馬が多すぎるので、圏内馬6頭中5頭が該当する条件として…
② 前走距離1700~2100m
③ 前走OPクラス以上で4着以内
④ 前走上り4位以内
この条件に該当する馬は
オメガパフューム
ハギノアレグリアス
ハピ
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
枠順傾向も脚質傾向と同じく過去2年の傾向を参考としました。
以下がその枠順傾向です。
これを見ると偏ったデータですね。
全ての好走馬が8番ゲート以内に収まっています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても結局同じなのですが、8番ゲート以内に好走馬が集まっています。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
血統傾向も同じく過去2年を参考としました。
傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
・ロベルト内包馬
です。
上記の表では網羅出来ていませんが、ロードブレス以外は5代血統表内にロベルトの血が入っています。
今回の該当馬は
アメリカンフェイス
ウィリアムバローズ
オメガパフューム
クリンチャー
ヒストリーメイカー
メイショウドヒョウ
ヴァンヤール
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2012年以降の過去9年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上
② 前走5番人気以内で4着以内
③ 前走上り4位以内で4角6番手以内
現在の想定人気ではウィリアムバローズが4番人気で、クリンチャーが5番人気です。
ですが8歳馬と言えどさすがにクリンチャーの方が人気になるのではないでしょうか。
よって今回はクリンチャーを4番人気として扱います。
これ以後のデスデータ突破馬に関しても同様です。
それでは想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
タイセイドレフォン
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走3勝クラス以上
② 前走3着以内 or 2番人気位以内
③ 前走上り3位以内 or 4角3番手以内
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ウィリアムバローズ
ハギノアレグリアス
ブリッツファング
ヴァンヤール
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,6%です。
・前走9着以下(0・0・1・31)複勝率3,1%
・前走敗戦馬の着差1,0秒以上(0・0・1・43)複勝率2,2%
・前走馬体重461キロ以下・509キロ以上(0・0・0・36)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アイオライト
ウィリアムバローズ
サクラアリュール
ハギノアレグリアス
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(D)☟
(D) ?????
今回は前に行きたそうな馬が揃った印象。
また近2年の前走脚質傾向から判断すると、狙い目は前走好位・後方待機組ではないか。
その中で狙うならこの馬が面白い。
前走好位から差し切り勝ちで、近3年で3連勝しているレースからの臨戦過程。
2走前の長期休養明けを除けばまだ底が見えておらず、鞍上も大幅強化で文句なしです。
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