今回はみやこステークス2020の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは阪神競馬場で行われるダート1800m戦。
京都競馬場改修工事で今年は阪神開催となります。
今回は登録数も少なく上位と下位の力差もありそうで、堅い決着になりそうです。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
京都開催のデータが使えないので、同コースの重賞で調べました。
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると基本は逃げ・先行が有利。
また上り1位が7勝挙げているのですが、その7頭は全て前走4角4番手以内。
あくまで参考程度ですが、これらの点から調べてみると
前走4角4番手以内 且つ 2着以内
この条件で複勝率38,3%というデータが出ました。
今回これに該当するのはエアアルマス・ベストタッチダウンです。
次は枠順傾向です。
こちらも同じく京都開催のデータが使えないので、同コースの重賞で調べました。
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると1・2・13・14・15・16番ゲートの成績が落ちます。
極端な内外はマイナス材料です。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬に関しては内寄りの成績がイマイチですね。
ただ今回は頭数も少ないので、それ程影響はないか。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
次に血統傾向です。
同じく京都開催のデータが使えないので、同コースの重賞で調べました。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ダート型サンデーサイレンス系種牡馬
・スタミナ型サンデーサイレンス系種牡馬
です。
一見するとミスプロ系の好走率が高そうに見えますが、複勝率で見ると10%台。
単純に母数が多いだけのようです。
今回の該当馬は
クリンチャー
スワーヴアラミス
テーオーエナジー
以上3頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走G1出走馬又は前走3着以内
② 前走距離1600m以上
③ 馬体重460キロ以上
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年(開催数は9回)で8回。
そしてその8回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は8回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
エアアルマス
ベストタッチダウン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1600m以上
② 前走4着以内or2番人気以内
③ 馬体重460キロ以上
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年(開催数は9回)で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は9回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エイコーン
ヒストリーメイカー
マグナレガーロ
以上3頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
今回は鞍上強化で、4走前にはクリンチャーを撃破している。
近3走の着順もそれ程悪くなく、3走前くらい走れればチャンス十分でしょう。
(B)
全く人気が無さそうですが、この馬も(A)と同じレースに2走前に出走していて悲観する程の着差ではない。
前走人気を背負って凡走したことで人気を落としたようなら、妙味がありそうです。
コメントを残す