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きさらぎ賞2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。

昨年に引き続き中京開催で、距離も2年前以前の京都開催時の1800mではありません。

毎年少頭数のレースで今年の登録馬は13頭。

現時点で騎手未定の馬が4頭もいることから、今年も少頭数は確実でしょう。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

現時点の想定オッズ4番人気のリューベックですが出走間隔が詰まっての出走であり、騎手も未定で同じオーナー所有馬のダンテスヴューもいますので、この馬は出走しないという前提で予想していきます。

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

今年も中京開催となり、開幕12日目となる異例の馬場。

よって昨年のコースデータから調べていきたいと思います。

昨年のこの時期にBコース替わりした1/30からの4日間と今年Bコース替わりした先週2日間、計6日分の同コースデータです。

以下がその脚質傾向です。

 

 

これを見るとほぼほぼ上り3位以内の馬が圏内に入っています。

未勝利戦や新馬戦のデータも入っているので微妙な部分もありますが、昨年のきさらぎ賞も1~3着馬は上り3位以内でワンツースリーフィニッシュでした。

その3着以内馬の前走をみるとラーゴム・ヨーホーレイク・ランドオブリバティの内2頭が重賞で上り3位以内の脚を使っていました。

ちなみにランドオブリバティは前走競争中止です。

それを基に今回のメンバーを見てみると、前走重賞で上り3位以内の脚を使った馬は…

 

ダンテスヴュー
マテンロウレオ

 

以上2頭です。

脚質傾向的にはこの2頭は重視したいですね。

 


枠順傾向データ 」

こちらのデータも脚質傾向と同じく昨年の1/30からの4日間と先週2日間、計6日分の同コースデータを使用します。

以下がその枠順傾向です。

 

 

これを見ると14番ゲート以降からは好走馬がいませんが登録馬が13頭しかいないこともあり、特に気にする必要は無い。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると12番ゲート以降からは好走馬がいませんが、多分少頭数は間違いないと思うのでこちらのデータも気にする必要は無いでしょう。

 

上記のデータを考慮して

 

枠順有利不利無し

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

今年も中京開催となるので過去データは昨年のものしかありません。

よって2017年以降の同コースの2・3歳戦限定、サンプル数は5レース以上とし複勝率30%以上の種牡馬を調べました。

その傾向は以下の通りです。

 

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・キタサンブラック
・ディープインパクト
・ドリームジャーニー
・キングヘイロー
・ナカヤマフェスタ
・ヴァーミリアン
・シルバーステート
・ネオユニヴァース
・ジャスタウェイ
・フランケル
・ダイワメジャー
・エピファネイア
・ハーツクライ
・キングカメハメハ
・フェノーメノ

です。

あくまで参考程度かもしれませんが、ここ辺りの種牡馬が2・3歳戦で活躍しています。

新種牡馬としてはキタサンブラックやシルバーテースト産駒が重賞でも好走馬を出していますね。

 

今回の該当馬は

 

ストロングウィル
ダンテスヴュー
フォースクエア
マテンロウレオ

 

以上4頭です。

段々とディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒が少なくなっていき、2・3歳戦の血統傾向が掴みにくくなっています。

ただ安定感で言えば王道血統であるディープ・キンカメ・ハーツクライ産駒辺りがやはり安心できるかなという気がします。

特にキンカメ産駒のダンテスヴューは母にソコソコの活躍馬を輩出すことにかけては一流のクロウキャニオンを持っています。

先月は日経新春杯でクロウキャニオンの仔であるヨーホーレイクが勝利したばかりです。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走中山開催出走馬以外 又は G1で4番人気以内
② 前走距離1600m以上
 前走G1出走馬を除く2着以内 且つ 4番人気以内

 

この条件で毎年必ず好走馬が出ています。

今回はリューベックは出走しない前提で考えているので、想定5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

エアアネモイ

 

以上1頭です。

正直この時期から逃げ切りで勝っている馬と言うのはやや信頼性に欠けますが、今回の鞍上は怪我から復帰してきた福永騎手。

この鞍上なら控えた競馬で前走では見られなかった持ち味を引き出してきそう。

また兄弟にも活躍馬がいるのでそれなりの期待感はあります。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走中山開催出走馬以外 又は G1出走馬
② 前走1600m以上出走馬
③ 前走G1出走馬を除く3着以内
④ 前走4角2~5番手以内

 

この条件で穴馬が来た年は必ず好走馬が出ています。

先程も書いたようにリューベックは出走しない前提で考えているので、想定6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

ストロングウィル
セルケト
フォースクエア

 

以上3頭です。

3頭とも新馬・未勝利組ですが、他の1勝クラス以上経験馬で大した馬もいなさそう。

そういう意味ではまだ底が見えていないという点で魅力はあります。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は15,4%です。

 

・関東馬(0・0・0・6)複勝率0%
・キャリア2戦以下・6戦以上(0・0・0・25)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く4着以下馬(0・0・0・17)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,8秒以上(0・0・0・14)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・6)複勝率0%
・前走中山開催出走馬(0・0・0・11)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

メイショウゲキリン

 

以上1頭です。

ただこの馬は現時点で騎手未定。

主戦の池添騎手もフォースクエアに騎乗予定。

よって上記の6項目中5項目を突破した馬を挙げておきます。

ストロングウィル
セルケト
フォースクエア

以上3頭です。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

新馬戦で2着に敗れたが1着馬はステイフーリッシュを兄に持ち、3着馬はダノンプレミアムを兄に持ち、4着馬の母はジェンティルドンナ。

素質馬が揃った中での2着なら価値は十分あるのではないか。

次走は順当に勝ち上がり、その時の2着馬も既に未勝利を勝ち上がっている。

人気的にも丁度狙いやすい位置にいるのでこの馬は買いですね。

 

(B) フォースクエア

血統傾向・穴馬消去法でも推した馬。

新馬戦で負かした2・3着馬は既に未勝利を勝ち上がっていて、決してレベルの低い戦いではなかったはず。

過去10年でキャリアの浅い馬の好走例がないのは気になるが、他にこれといった馬も少ないので期待しています。

 


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