今回はきさらぎ賞2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
今年は中京開催で距離も2000mへと変更になっています。
比較的堅めのレースですが近2年はそれなりに荒れています。
今回も一波乱に期待して狙っていきます。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
先週はBコース替りになったにもかかわらず、外差し馬場が顕著でした。
京都競馬場改修工事の影響で過去に例がない開幕日数が続いています。
よって今回は先週の同コースデータを参考にしました。
サンプル数は僅か3戦で新馬・未勝利戦も対象にしているので参考程度ですが、圏内馬9頭中8頭が上り3位以内。
このデータを重視するなら、とにかく上り性能を持った馬を狙いたい。
そう考えると3戦連続上り1位でその内の1戦はG1レースのヨーホーレイクを取り上げない訳にはいかない。
母クロウキャニオン産駒はかなりの数の活躍馬を出しているが、産駒はソコソコの活躍馬ばかり。
個人的には懐疑的だがこの脚は軽視できないでしょう。
次に血統傾向です。
過去データは使えないので、2016年以降の同コース2・3歳馬限定の種牡馬を調べました。
サンプル数は10レース以上とし、複勝率30%以上の種牡馬を載せました。
傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
・ディープインパクト
・ハーツクライ
・ジャスタウェイ
・エピファネイア
・ドゥラメンテ
です。
距離2000mでダイワメジャー産駒が1位というのは意外ですね。
それ以外ではやはり王道血統のディープインパクトやハーツクライ系のジャスタウェイ産駒も好走しています。
今回の該当馬は
ダノンジェネラル
ドゥラモンド
ヨーホーレイク
ランドオブリバティ
以上4頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走中山出走馬以外
② 前走距離芝1600m以上
③ 前走G1出走馬で4番人気以内 又は 前走2着以内で4番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ダノンジェネラル
ラーゴム
以上2頭です。
今年は中京開催で距離も違うので微妙ですが、このレースは前走中山組はとにかく相性が悪い。
過去11頭いて圏内馬0頭という成績。
昨年1番人気の前走ホープフルステークス6着馬ヴァンドギャルドや他の前走中山組の人気馬も多数消えています。
1・2番人気想定のヨーホーレイクとランドオブリバティならこのデータを覆すかもしれませんがデータ的にはマイナス材料です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
母はG1常連だったディアデラノビア。
兄弟にも重賞馬や重賞2着馬など多数活躍馬がいる。
前走負かした2・3着馬も次走で勝ち上がっており能力は証明済み。
まだ底が見ていないという意味でもこの馬を推したいと思います。
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