今回は武蔵野ステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/11/キャプチャ-34.png)
このレースは東京競馬場で行われるダート1600m戦。
5番人気以下馬が近5年中4回も2頭以上圏内に来ていて、その内3年は1着に来ている。
かなり荒れているレースで、今年の上位人気馬を見ても堅軸と言える程の馬はいない。
そうなると大荒れ前提で予想しても面白いかもしれません。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-58.png)
これを見ると複勝率こそ高くはないものの過去10年で8勝挙げている差し・追い込み馬は注目です。
そこで差し・追い込み馬で勝った8頭中7頭に共通する点は
近3走中上り1位を2回以上経験
これに該当するのはスマッシャー・タガノビューティー・ワンダーリーデルの3頭です。
次いで複勝率では先行馬がやや抜けている。
先行して圏内に入った馬は9頭いるがその内8頭が
前走で
①4角5番手以内
②5着以内
③4番人気以内
④上り6位以内
これに該当するのがウインドジャマー・スリーグランド・ソリストサンダー・テイエムサウスダン・ブルベアイリーデの5頭です。
ちなみにウインドジャマーは除外対象馬です。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-63.png)
これを見ると複勝率では極端な内外の成績が悪い。
東京ダート1600mと言えば内枠不利が有名であるが、このレースは大外枠も成績が振るわない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-64.png)
穴馬で見ると好走馬が7~13番ゲートに集中している。
ただ離れた3番ゲートだけは7~13番ゲートに劣らない好成績である。
上記のデータを考慮して
3~13番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-59.png)
今回の推奨血統は
父に
・ゴールドアリュール
・ミスプロ系
・シアトルスルー系
又は
父・母父・母母父に
・ロベルト系
です。
2018年のナムラミラクル以外の14頭は上記の傾向に該当しています。
今回は該当馬が多いので非該当馬を載せます。
サトノアーサー
タガノビューティー
バスラットレオン
レピアーウィット
ワイドファラオ
以上5頭です。
あくまで傾向ですが、ここに載った馬達は割引ですね。
除外対象馬は入れていません。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-60.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下の前走G1出走馬で5着以内 且つ 上り2位以内
② 5歳以下の前走3勝クラス以上出走馬で2番人気以内で1着 且つ 上り1位
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は8回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
タガノビューティー
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/10/キャプチャ-62.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 7歳以下
② 前走G1出走馬は5着以内 且つ 4番人気以内
③ 前走OPクラス以上出走馬で3番人気以内で3着以内 且つ 上り5位以内
④ 関西馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は7回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
スリーグランド
ブルベアイリーデ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
その他の重賞予想や過去の結果をご覧になりたい方はこちらからどうぞ
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最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) ?????
近走は走りが安定していて、今回2番人気想定のタガノビューティーとは4走前にコンマ1秒差、3走前もコンマ1秒差と共に敗れてはいるが差のない競馬をしている。
血統傾向・脚質傾向・穴馬消去法の推奨馬でもあり、鞍上が今までと変わるのが不安ではあるが馬自体の能力は高いと思います。
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