今回は日経賞2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
よろしければ高松宮記念2021と毎日杯2021の記事も書いているのでご覧ください。
このレースは中山競馬場で行われる芝2500m戦。
1番人気想定はカレンブーケドールですが、とにかく勝てそうで勝てない馬。
メンバー的には今度こそでしょう。
ただ2着狙いで妙味がありそうな馬なので悩み所ですね。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が中山競馬場改修工事後過去6年の脚質傾向です。
これを見ると圏内馬はほぼ先行・差しで独占しています。
そこで先行・差しで圏内に入った馬を調べてみると17頭中15頭は前走クラスG2以上。
これを前提として確率の高そうな好走馬の条件を探してみると15頭中12頭に該当するのが
前走クラスG2以上で一桁着順(G1は二桁着順でも可)
前走4角6番手以内
これに該当するのはウインマリリン・カレンブーケドール・ゴーフォザサミット・ステイフーリッシュ・ダンビュライト・ナイママの6頭。
ただ個人的にこれはないだろうと思えるゴーフォザサミットとナイママを外せばウインマリリン・カレンブーケドール・ステイフーリッシュ・ダンビュライトの4頭が好走率が高い先行・差し馬ではないかと思われます。
次は枠順傾向です。
以下が中山競馬場改修工事後過去6年の枠順傾向です。
これを見るとやや外枠優勢?
15・16番ゲートがイマイチも勝馬と複勝率を見ると9番ゲート以降が良いかもしれません。
ただ内枠がダメという程でもない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬でみると13番ゲート以降からは好走馬無し。
全体を通して見るとあまり外過ぎるのは良くないと思います。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ミスプロ系
・マンハッタンカフェ
です。
全体的に見ると明らかにスタミナ色の強い種牡馬が活躍していますね。
ディープ産駒は過去5年で好走したのは僅か1頭。
今年の想定1・2番人気は共にディープ産駒。
カレンブーケドールとワールドプレミアには嫌な材料ですね。
今回の該当馬は
アールスター
ウインキートス
オセアグレイト
シークレットラン
ステイフーリッシュ
ダンビュライト
ヒュミドール
ムイトオブリガード
以上8頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
震災があった2011年を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下
② 前走G1で2着以内or4番人気以内
③ 前走G2以下で2着以内or2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
カレンブーケドール
ステイフーリッシュ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 7歳以下
② 前走G1出走馬 又は 前走G2で4番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で7回。
そしてその7回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
オセアグレイト
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
穴馬消去法で唯一名前が挙がった馬。
また血統傾向でも推した父ステイゴールド系。
正直ワンパンチ足りない買いたいと思える馬ではないが、前走の有馬記念では超絶不利な大外枠でワールドプレミアとカレンブーケドールとコンマ3秒差で見所あり。
前走の走りなら今回は見直しても良いかもしれません。
(B)
脚質傾向で挙げたこの馬。
この馬はG2以下の非根幹距離のレースではとにかく走る。
今回は初めての2500m戦だが、菊花賞で5着に入選しているように距離が長いということはない。
去勢してからようやく前走で結果を残してきたように、まだ上昇の余地はありそう。
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