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日本ダービー2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは東京競馬場で行われる芝2400m戦。

今週は有馬記念と並ぶ大レース日本ダービーです。

皐月賞馬ジオグリフを筆頭にイクイノックス・ドウデュース・ダノンベルーガ・アスクビクターモア等、皐月賞上位入選組が揃って出走予定です。

これらに対する新興勢力の台頭があるか、皐月賞下位着順馬の巻き返しがあるか、それともあっさり皐月賞上位組で決まってしまうのか、非常に楽しみな一戦です。

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると圏内馬の大多数は先行・差し馬。

よって今回はここに注目してみたいと思います。

先行・差しで圏内に入った馬は25頭いますが、前走脚質はバラバラです。

そこでまずその圏内馬25頭中前走の初角or4角位置を見てみると、9頭が初角or4角10番手以下。

ただこの9頭全てには共通点がありました。

それは…

 

① 前走皐月賞で初角or4角10番手以下だった馬は上り5位以内
② 前走皐月賞で4着以内or4番人気以内

 

この条件に該当する馬は

 

ドウデュース

 

以上1頭です。

前走初角or4角10番手以下だった馬で好走できそうな馬はデータ的にはこの馬だけということになります。

確かに皐月賞のあの鬼脚は凄まじかった。

 

次いで差し・先行で圏内に入った25頭中前走初角・4角共に9番手以内だった馬は16頭いますが、その内13頭に共通する点は…

 


① 前走皐月賞で4角5番手以内 且つ 4番人気以内で3着以内 
② 前走皐月賞以外のOPクラス以上で初角4角共に5番手以内 且つ 5番人気以内で2着以内  且つ 上り4位以内

 

この条件①or②に該当する馬は

 

イクイノックス
ピースオブエイト
プラダリア
ロードレゼル

 

以上4頭です。

前走初角or4角10番手以下以外の馬はとにかく前走4角5番手以内というのが好走条件ですね。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

昔から言われていますがとにかくこのレースは1枠有利。

近5年で見ると1番ゲートからは好走馬が2頭出ていますが、大穴で2019年ロジャーバローズが1着に来ていますが、もう1頭は昨年の年度代表馬のエフフォーリア。

個人的には近年はそれほど露骨に1枠だけ特化する程でもない気はします。

個人的には1枠有利というより、それ以上に外枠の15番ゲート以降の成績の悪さが気になります。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると外枠も来てない訳ではないが、やはり区切るなら全体傾向と同じく14番ゲート以内。

16番ゲート以降から来た穴馬は皐月賞で1番人気だったワグネリアン。

1枠有利という考え方もあるが、外枠不利という方がしっくりくる。

 

上記のデータを考慮して

 

15番ゲート以降不利

 

と判断します。

とは言っても1枠はやはり少し評価を上げた方が良いかもしれない。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ディープインパクト
・ハーツクライ
・キングカメハメハ
・エピファネイア

です。

並んでいる種牡馬をみると、とにかくディープインパクト産駒がズラリ。

そしてハーツクライ・キンカメ産駒が2頭づつ。

いわゆるクラシック血統というやですね。

ただ今回はエピファネイア産駒を追加した。

データ的には昨年のエフフォーリアだけですが、3冠牝馬デアリングタクトからもわかるように今後のクラシック主流血統となってくると思い推奨血統に加えました。

ただ今年は除外対象のヴェローナシチーしか対象馬はいません。

 

今回の該当馬は

 

アスクビクターモア
キラーアビリティ
コマンドライン
ジャスティンパレス
ダノンベルーガ
ドウデュース
プラダリア
マテンロウレオ
ロードレゼル

 

以上9頭です。

除外対象馬は入れていません。

もう種牡馬体系も段々と変化してきて、クラシック血統の代表格ディープインパクト産駒は来年が最後のクラシック出走となります。

ただ最後の産駒は僅か6頭しかいないらしく、クラシック出走まで辿り着けるかもわからない。

昨年は3着に母父ディープインパクトが出ています。

来年からは母父としてディープインパクトを注目した方が良いかもしれません。

 


消去法データ 」

消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走皐月賞で4着以内or4番人気以内 且つ 上り5位以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

ジオグリフ
ドウデュース

 

以上2頭です。

3着以内という意味でなら、とにかく過去10年で前走皐月賞の人気馬や圏内馬が来なかった年は無い。

想定オッズではイクイノックスとダノンベルーガ1・2番人気ですが、データ的には上記2頭を推したいですね。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走皐月賞で3着以内or4番人気以内
② 前走青葉賞・京都新聞杯で2着以内or3番人気以内 

 

想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

キラーアビリティ
アスクワイルドモア
プラダリア
ロードレゼル

 

以上4頭です。

除外対象馬は入れていません。

近年は皐月賞下位着順からの巻き返しが多いですが、キラーアビリティは前走体調イマイチだった影響か二桁着順。

二桁着順からの巻き返しは過去10年で例がない。

一応データ的には残しましたが、あとは最終追い切り後の体調次第ですね。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は7,2%です。

 

・キャリア5~7戦以外(0・1・0・44)複勝率2,2%
・前走間隔中3~6週以外(0・0・0・6)複勝率0%
・前走9着以下(0・0・0・41)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・36)複勝率0%
・前走馬体重451キロ以以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走追い込み馬(1・0・0・31)複勝率3,1%
・前走G3クラス以下(0・0・1・13)複勝率7,1%
・前走距離1800m以下(0・0・0・27)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

アスクビクターモア
アスクワイルドモア
オニャンコポン

 

以上3頭です。

除外対象馬は入れていません。

個人的には皐月賞下位組から巻き返しがあるとすればドウデュースを破った経験があるアスクビクターモアな気がします。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

候補馬は4頭くらいいるが、このレースは枠順も大きく影響が出そう。

なので週末に候補馬が変わっている可能性もありますが、現時点での候補馬2頭を挙げたいと思います。

 

(A) ?????

自分の格言は「勢いのあるディープインパクト産駒は黙って買い」

今回多数のディープインパクト産駒が登録しているが、唯一の連勝馬はこの馬だけ。

距離的にも2400m戦で2連勝しているのは非常に良い。

上りもデビュー以来全て2位以内。

あとはとにかく枠順ですね。

 

(B) ロードレゼル

このレースでは圧倒的な実績を誇るディープインパクト産駒。

母はオークスで敗れはしたが3番人気に推されたエンジェルフェイス。

前走で距離のメドも立ったのは良い。

前走の鞍上川田騎手がアートハウスに騎乗なのは残念だが、その替わりがレーン騎手なら問題ない。

データ的にも血統以外で、脚質傾向・穴馬消去法推奨馬である。

今年は圧倒的な人気馬もいないので、枠順次第ではこの馬にもチャンスがあるのではないか。

 


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