このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
注目はブレイディヴェーグとマスクトディーヴァの2強対決。
せめてどちらか消えてくれると面白いのですが。
弱点を挙げるならブレイディヴェーグは長期休養明け、マスクトディーヴァは東京新聞杯のようにルーラーシップ産駒特有の出遅れがあれば…
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬が5勝挙げていて決め手がモノを言うレースではありますが、逃げ・先行でも4勝挙げていて前に行く馬も侮れません。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ以外
② 前走上り12位以内
③ 前走G3出走馬は4角14番手以内、他路線は4角9番手以内
④ 前走クイーンステークス出走馬は差し・追い込み馬
複勝率だけで見ると前走逃げ馬の成績が最も悪い。
また前走上りもが極端に悪かった馬、位置取りが極端に後ろ過ぎた馬は避けたい。
そして前走G3組に限っては前走脚質差し・追い込み馬の成績が圧倒的に高い。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑤ 前走OPクラス以上
⑥ 前走斤量54キロ以上
⑦ 前走敗戦馬の着差0,9秒以内
⑧ 前走OPクラス出走馬は前走4番人気以内で2着以内
⑨ 前走G1・G2出走馬は前走7番人気以内
⑩ 前走G3出走馬は前走5番人気以内
この条件で(8・6・8・14)複勝率61,1%になります。
この条件に該当する馬は
コスタボニータ
ブレイディヴェーグ
マスクトディーヴァ
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると8番ゲート以内が安定していますね。
とは言え外枠もソコソコ来ている。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見てもやはり8番ゲート以内が良さそう。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・オルフェーヴル
・ヴィクトワールピサ
・ノーザンダンサー系
・ロベルト系
又は
母父に
・父ディープインパクト以外のミスプロ系
です。
このレースはディープ産駒の成績が極めて悪く、(1・0・0・23)となっています。
今回の該当馬は
ハーパー
フィールシンパシー
モリアーナ
ライラック
ルージュリナージュ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で2番人気以内
他の条件でも好走馬はいますが、毎年必ず前走2番人気以内だった馬が好走していますね。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ブレイディヴェーグ
マスクトディーヴァ
以上2頭です。
順当に考えればこの2択かな。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G2・G3出走馬は4着以内 or 4番人気以内
② 前走OPクラス以下出走馬は3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
③ 前走牡馬混合G1出走馬
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or② or③に該当する馬は
ミッキーゴージャス
以上1頭です。
もしブレイディヴェーグとマスクトディーヴァ以外を穴馬と考えるなら、コスタボニータとフィアスプライドも該当します。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は10,3%です。
・前走間隔5~17週以外(0・0・0・23)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く10着以下(0・0・0・23)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・39)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く10番人気以下(0・0・0・21)複勝率0%
・前走から斤量増(0・0・0・17)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く馬体重447キロ以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・8)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く前走クラスG2以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走牡馬混合G1出走馬を除く距離2000m以上(0・0・0・23)複勝率0%
昨年宝塚記念経由だったライラックは例外ですね。
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって今回は9項目中8項目を突破した馬を挙げておきます。
コンクシェル
シンティレーション
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
前走はG1馬と同じ酷斤量を背負わされ大外枠。
更に鞍上も心許なく出遅れ発走。
今回は斤量も軽くなり鞍上強化。
能力は高くG2戦は過去に4・1・4・3着で、あとは枠順さえまともならチャンス十分。
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