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府中牝馬ステークス2021予想 過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向

 

今回は府中牝馬ステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。

 

現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。

現在の予想オッズをみると3強構成。

特にマジックキャッスルは5戦連続圏内でその内2戦はG1という実績・堅実さを兼ね揃えている。

ただこの馬が1着だと全く面白くない。

しかし頭不動という訳でもなく取りこぼしも十分ある馬。

過去10年で1番人気馬が1勝という傾向もあるので、そこにも期待したいと思います。

 


まずは脚質傾向から見ていきます。

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると逃げ馬の複勝率が最も悪く、追い込み馬の勝率はトップで複勝率も先行馬と大して手変わらない。

全体の3分の2が後方勢ということを考えると差し・追い込馬に注目したい。

そこで注目したのは2017年以降で、丁度レース名がアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスと変更された年。

この年からステップレースや前走脚質がガラッと変わっている。

まず2017年以降差し・追い込み馬で圏内に入った馬は9頭いるが、この年からクイーンステークス組がやたらと多く7頭とその他では前走G1組が2頭。

更に前走海外G1レースで遠征したヴィブロスを除く8頭中7頭は前走初角8番手以下。

2016年以前は前走脚質はバラバラだった。

まとめると

 

① 前走クイーンステークス組orG1組
② 前走初角8番手以下で一桁着順

 

今回この条件に該当する馬はクラヴァシュドール・デゼルの2頭だけ。

ただクラヴァシュドールは除外対象なのでデゼルだけが残ります。

後方勢で注目するならこの馬だと思います。

 


次は枠順傾向です。

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると外枠だからといって特に複勝率が悪いという訳でもなく、むしろ勝ち馬はやや外枠の方が多い。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると外枠がやや優勢か。

外枠から勝ち馬が4頭も出ている点は注目ですね。

しかし内枠が要らないという程ではない。

 

やや外枠有利な点もあるが、上記のデータを考慮して

 

枠順有利不利無し

 

と判断します。

 


次に血統傾向です。

過去5年の傾向は以下の通りです。

 

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

 

今回の推奨血統は

 

父に

・ディープインパクト
・ハーツクライ
・ステイゴールド系
・ヴィクトワールピサ
・父ノーザンダンサー系×母父サンデーサイレンス系

です。

ディープインパクト産駒を除けば全体的にスタミナ寄りの種牡馬が多く出ています。

中でも特注なのは父ノーザンダンサー系×母父サンデーサイレンス系。

過去5年で4頭いて(1・1・1・1)で複勝率75%です。

今回の該当馬は残念ながら除外対象馬のフィリアプーラとなります。

 

今回の該当馬は

 

アンドラステ
サトノダムゼル
サンクテュエール
シャドウディーヴァ
セラピア
デゼル
ドナアトラエンテ
マジックキャッスル
リアアメリア
レッドベルディエス

 

以上10頭です。

除外対象馬は入れていません。

 


次に消去法です。

消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

上位人気馬とは4番人気以内を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 前走G1で4着以内 且つ 5番人気以内
② 前走クイーンカップ組は上り4位以内
 その他路線組は前走3着以内

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で9回。

そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は8回です。

 

今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

マジックキャッスル

 

以上1頭です。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


次に穴馬消去法です。

穴馬とは5番人気以下を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 牝馬限定のハンデ戦を除く前走3勝クラス以上
② 前走2着以内or2番人気以内

 

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。

そしてそ8 回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は7回です。

 

今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

アカイイト
ミスニューヨーク

 

以上2頭です。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


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最後に現時点での穴馬候補1頭を発表します。

それはこの馬(A)☟


中央競馬ランキング

(A)

前走は牡馬相手に1番人気だったが惜しくも3着。

2走前戦った相手はアンドラステ・カテドラル・クラヴェル・ロータスランド・ボッケリーニでこれらの馬たちと僅差の勝負をしている。

更に今回は鞍上強化ということで、牝馬限定戦の今回ならこの馬でも十分足りるはず。

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