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宝塚記念2021予想 過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向

 

今回は宝塚記念2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。

 

現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

このレースは阪神競馬場で行われる芝2200m戦。

今年はクロノジェネシス・レイパパレ等グランプリに相応しい馬が出走するものの、ただ参加しているだけの馬もかなり多く、実質7~8頭立ての競馬。

穴狙いにしても点数を絞り、上位人気馬だけで勝負するなら更に点数を絞らなくてはなりません。

回収率を重視するなら買い方が非常に重要になってきますね。

 


まずは脚質傾向から見ていきます。

宝塚記念は例年なら開幕8日目で、7日目からAコース→Bコース替わりの初週。

対して今年は開幕4日目での開催。

ここ辺りをどう判断するかは微妙だが、今回は過去傾向をそのまま使用して調べていきます。

 

以下が過去10年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると先行馬が7勝挙げていて複勝率が31,6%という数字も凄いですが、それ以上に注目は上り1位の複勝率が100%ということ。

 

その上り1位に注目してみると前走の上りはあまり参考にならなかった。

そこである条件で絞り込むと対象馬は僅かだが連対率100%の条件を見つけました。

それは

海外競馬を除く国内近4走中G1で3戦以上上り3位以内 且つ 残り1戦はG2以上で上り1位

 

過去10年で対象馬はクロノジェネシス・オルフェーヴル・ブエナビスタの僅か3頭で2勝2着1回の連対率100%です。

かなり限定される厳しい条件ですが、今年はその対象馬がいまして昨年の覇者クロノジェネシス

この馬はこの条件を今年になってもまだ継続しています。

 

また先行馬は過去7勝挙げていますが、この馬は前に付けれる脚も兼備していて堅軸候補と言ってよいでしょう。

レイパパレという強敵はいますが、それでも尚クロノジェネシスはその一歩先を行く存在ではないでしょうか。

あとはこの馬からどうやって高回収率を狙うかが問題です。

 


次は枠順傾向です。

こちらも例年と馬場状態が違う可能性もありますが、過去データをそのまま調べていきます。

以下が過去10年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝ち馬は10番ゲート以降から多く出ています。

ただ複勝率では1~4番ゲートも侮れません。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると内か外かの両極端。

中枠付近からは穴馬は出ていません。

 

上記のデータを考慮して

 

7~10番ゲート不利

 

と判断します。

 


次に血統傾向です。

過去5年の傾向は以下の通りです。

 

桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)

 

 

今回の推奨血統は

 

父に

・ナスルーラ系

又は

・グレイソブリン内包馬

です。

父ナスルーラ系で圏内に入った馬は僅か2頭ですが、過去5年で父ナスルーラ系出走馬は延べ3頭(ノーブルマーズは2回出走)。

クロノジェネシスだけならたまたまとも言えますが、2018年には12番人気ノーブルマーズが激走。

またルーラシップ産駒・ハーツクライ産駒などナスルーラ系のグレイソブリン内包馬の活躍が顕著なことからも、このレースはナスルーラ、特にグレイソブリンの血が重要なレースと言えると思います。

 

今回の該当馬は

 

アドマイヤアルバ
アリストテレス
キセキ
クロノジェネシス
ミスマンマミーア
レイパパレ

 

以上6頭です。

 


次に消去法です。

消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

上位人気馬とは4番人気以内を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 5歳以下
② 前走大阪杯or海外遠征馬で4番人気以内

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。

そしてその8回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は6回です。

 

今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

クロノジェネシス
レイパパレ

 

以上2頭です。

2017年に大阪杯がG1に昇格されて以降、前走国内出走上位人気馬は春天組より大阪杯組が主流になってきています。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


次に穴馬消去法です。

穴馬とは5番人気以下を指しています。

 

過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。

黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。

 

① 6歳以下
② 前走G1出走馬orG3・G2で3着以内

 

基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。

そしてその10回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は10回です。

 

今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

アドマイヤアルバ
モズベッロ
ユニコーンライオン

 

以上3頭です。

ただ前走展開に恵まれ過ぎたアドマイヤアルバはさすがに厳しいか。

(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


その他の重賞予想や過去の結果をご覧になりたい方はこちらからどうぞ
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

大穴ならこの馬か。

近2走G1で連続上り3位。

しかも2レースとも全くと言ってよいほど人気がないにも関わらず善戦している。

昨年も似たようなステップで結局惨敗だったので距離がやや長い可能性もあるが、今回の鞍上なら個人的には一発あっても良いのではと期待している。

(B) キセキ

前走は完敗だったが、出遅れさえなければデアリングタクトとなら差のない競馬が出来ていたのでは?と思える内容。

何と言ってもネックは出遅れ癖だが、今回の鞍上はスタートに定評がある。

またコース適性は十分すぎる程実証済。

年齢的に嫌われそうだが、ノーチャンスではないと思います。

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