このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
今年は数多くのG1馬が揃い超豪華メンバー。
上位人気馬も強いですが、下位人気馬も侮れません。
レース自体も面白そうですが、馬券的にも高配当が期待できそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると後方勢で8勝。
追い込み馬の複勝率が先行馬の複勝率を上回っているというのも珍しい。
ただ逃げ馬に関しては中々の好走率だが、3頭中2頭がリーピーターのロゴタイプです。
やはり後ろから行く馬を重視した方が良いかもしれません。
その観点から調べてみると…
① 前走重賞出走馬
② 前走脚質差し・追い込みで上り2位以内
③ 前走2番人気以内で2着以内
この条件①～③で(3・3・2・3)複勝率72,7%です。
この条件に該当する馬は
シュネルマイスター
レッドモンレーヴ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見るとどの枠が悪いということもない。
ただ若干内枠は悪いかな。
そして勝ち馬は極端な内外以外からの3～7枠で出ています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると10番ゲート以降からの好走馬が多い。
去年は大外枠不利なんてことを言ってしまったがサリオスが17番ゲートから好走してしまった(;^_^A
穴馬に関して言えば9番ゲートまでで好走馬2頭、10番ゲート以降で好走馬10頭。
内枠から好走した馬の大半は能力のある馬しか来ていないということになる。
上記のデータを考慮して
10番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
です。
ディープインパクト産駒の好走馬は多いが複勝率では大した数字ではない。
ステイゴールド系も複数回絡んでいるがインディチャンプだけ。
ハーツクライ産駒も複勝率では特筆する程のものではない。
やはり複勝率の観点から見るとノーザンダンサー系が最も注目すべき存在だと思います。
今回の該当馬は
シュネルマイスター
ソダシ
ナミュール
以上3頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で2番人気以内
② 前走海外組 or 前走上り5位以内
今回の予想オッズは5強構成となっているので上位人気馬5頭を対象とします。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
シュネルマイスター
以上1頭です。
上位人気で圏内に入った18頭全てが例外なく前走2番人気以内。
シュネルマイスター以外ではジャックドールしかいません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で4番人気以内
② 前走OPクラス以上で3着以内 or 上り3位以内
先程も言ったように5強構成なので対象は6番人気以下とします。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ガイアフォース
ソウルラッシュ
ナミュール
メイケイエール
レッドモンレーヴ
以上5頭です。
＊除外対象馬は入っていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,0%です。
・8歳以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・12)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,8秒以上(1・0・0・23)複勝率4.1%
＊前走海外遠征馬に関してはデータがないため対象外です。
これと言って決定的に消せる材料があまりありませんでした。
よって今回はこの3つの条件全てを通過できなかった非突破馬を載せておきます。
このデスデータを全て突破できなかった馬は
ドルチェモア
メイケイエール
以上2頭です。
あくまで前走国内戦だった馬が対象です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ？？？？？
穴馬候補ではあるが、最終結論では軸馬候補としても考えている馬。
2走前の敗戦はスタートで首を下げたところでゲートが開いてしまい、16頭立ての15番手という最悪なスタート。
前走もスタートが決して良いとは言えなかったが、それでも勝ってしまうのだから能力は相当高い。
東京1600ｍは(2・1・0・0)と得意コース。
この2戦はスタートがイマイチではあるが、まともなスタートを切って得意の1600でペースが流れれば3戦連続上り2位以内というこの馬の末脚も活かせるのではないか。
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