今回は天皇賞秋2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われる芝2000m戦。
今年はフルゲートとはいきませんが、豪華なメンバーが揃いました。
注目はアーモンドアイとクロノジェネシスの怪物牝馬対決。
ただ他のメンバーを見ても極端な大穴は見込めなさそう。
買い方勝負の1戦になりそうです。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると脚質的には後方馬以外は勝負になりそうですが、注目は上がり1・2位で8勝で複勝率は75%以上。
ここを見極められれば馬券の近道になりそうです。
過去10年で上り1・2位で圏内に入った17頭で最も共通すると思われる事項は
前走G2以上で3着以内 且つ 上り3位以内
該当馬が9頭いて8頭が3着以内に入っています。
これに該当するのはアーモンドアイ・キセキ・クロノジェネシス・フィエールマンの4頭。
想定オッズではアーモンドアイとクロノジェネシス2強ですが、末脚勝負で食い込めるとしたらキセキ・フィエールマンの2頭かもしれません。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
です。
過去の父や母父で見ても突出したデータはありませんが、2017年の不良馬場以外では必ずディープ産駒が好走しています。
今回の該当馬は
カデナ
ジナンボー
ダノンキングリー
ダノンプレミアム
フィエールマン
以上5頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 5歳以下
② 前走G2クラス以上で1着 又は 前走G1で2番人気以内
③ 前走間隔21週以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アーモンドアイ
クロノジェネシス
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
前走の惨敗で今回は確実に人気が落ちることは間違いない。
そして父の傾向から判断すると、ピークは過ぎたと思われるでしょう。
ただこの馬が圏外に消えた3戦の内、距離適性外のダービーと超絶不利を受けた2年前の安田記念を除けば唯一の惨敗と言って良いのは前走だけ。
今回は調教も良く、昨年は同レースで好走している馬。
まだ見限るのは早計かもしれません。
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